井田指導員の解説コーナー

4サイクル直列4シリンダ・エンジンに関する問題

点火順序が1-3-4-2の4サイクル直列4シリンダ・エンジンにおいて、第4シリンダが燃焼行程の下死点にあり、この位置からクランクシャフトを回転方向に360°回転させたとき、バルブがオーバラップの上死点の状態にあるシリンダとして、適切なものは次のうちどれか。

選択肢
1 第1シリンダ
2 第2シリンダ
3 第3シリンダ
4 第4シリンダ

答え:2


井田指導員の一言アドバイス

ここでは適切なものを選択するため、正解は2となります。元の状態は④が燃焼下死点、②が圧縮上死点、①が吸入下死点、③がオーバラップ。360°回転させた状態は①が燃焼下死点、③が圧縮上死点、④が吸入下死点、②がオーバラップとなります。