レストアショップ事例

タンク内部のさび落とし

ご依頼の多い作業の1つが「サビ落とし」です。BDSレストアショップでは外装パーツのサビ落としはもちろん、タンク内部のサビ落としも行っております。

【実例:NSR250R-4】

タンク内部のサビ落としでは、まずタンクを外し、高圧洗浄機でタンク内の錆や古くなったガソリンのゴミ除去。サビ取り剤をお湯で希釈しガソリンタンク内に入れます。1日~2日後にサビ取り剤を排出し高圧洗浄機にてタンク内を再度清掃。汚れが取れた時点で新しいサビ取り剤を注入し、ドライヤー等を使用してタンク内を乾燥させ、トリートメント作業を行い完了となります。

実施車両

NSR250R-4

車体番号

MC21-100

対象部分の状態

エンジン不動・タンク内サビ大

【実例:VFR400R-2】

タンクを取り外した後に内部を洗浄し、専用の溶剤をタンク内部に注入。2~5日付け置きします(サビの程度により付け置き時間が変わります)。その後、溶剤を排出し完全に乾燥させて最後に溶剤でトリートメントをして完了です。「タンク内のサビ取り」は車両イメージの向上や評価点を上げられる可能性がある為、「エンジンかけ」の次に依頼の多いメニューとなります。

※ご紹介したメニューは一例であり、洗車やバッテリー交換、メニューに無い作業も承っております

実施車両

VFR400R-2

車体番号

NC30-105~

対象部分の状態

タンク内サビ大

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外装磨き

水洗い洗車に加え、ワックスでの仕上げも行っております。この作業を行うことで、車両イメージを大きく向上させることが可能です。

【実例:NSR250R-4】

水洗いにて砂埃等を落とした後、専用ワックスを使用しポリッシャーにて全体を磨きました。写真は磨き後のものとなります。

実施車両

NSR250R-4

車体番号

MC21-100

対象部分の状態

各部変色

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エンジンかけ(キャブレターOH)

「エンジンかからず」表記の車両に対しキャブレターOHを行い、エンジンがかかる状態に整備します。

【実例:ワルキューレ】

応札金額を左右する事が多いエンジンかけの作業。まず、バッテリーをつなぎ、火花がなどの電装系に異常が無いか確認を行います。エンジンが始動しない原因がキャブレターにあると判断した場合、分解に入ります。

※電装系に不具合があると判明した段階で一度ご連絡をし、ご希望に応じて電装系の修理を行う場合もあります

キャブレターを完全に分解し、ボディの穴、ジェットの穴を溶剤につけて穴を通してフロートバルブの辺り面に問題が無いかの確認を行います。全ての部品の洗浄が完了した段階で組み付け、油面の確認を行います。最後に車体に取り付けて吹け上がりの確認を行い、必要であればエアスクリュー(パイロットスクリュー)の調整を行います。エンジンのかかり具合、吹け上がり等に問題が無ければ作業完了となります。

実施車両においては評価点に変更ありませんでしたが、エンジン「かからず」、キャブ「ガス漏れ大」の表記が無くなりました。

実施車両

ワルキューレ

車体番号

SC34-100~

対象部分の状態

エンジン「サビ大、かからず」
キャブ「ガス漏れ大」

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エンジン下回り洗浄

オークション価格に大きく影響するエンジン評価も、洗浄することで改善する可能性があります。

【実例:ハスクバーナ701SM】

エンジン下部を専用洗剤を使用し洗浄しました。同時に、洗車後にエンジンを暖気してオイル漏れが無いかチェックも実施しております。

実施車両においては、エンジン下回り洗浄のご利用により、エンジン評価点が3点から4点に上昇しています。

実施車両

ハスクバーナ701SM

車体番号

VBKUST405GM

対象部分の状態

エンジンオイル漏れ下大

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洗車パック(ワックス・サビ落とし込み)

ご依頼の多い水洗い洗車のほか、ワックスやサビ落としがセットとなった洗車パックもご用意しております。

【実例:C110】

ワックス、サビ落としを含めた洗車パックをご利用頂きました。作業としては、まず外装各部を専用洗剤にて洗浄。その後メラミンスポンジ等を使用し全体を磨き、コート剤で外装をコーティングしました。また、ハンドルスイッチ部の未塗装樹脂部品も専用薬剤を使用することで、樹脂本来の色を取り戻しています。

実施車両においては、洗車パックのご利用により、外装評価点が3点から4点に上昇しています。

実施車両

C110

車体番号

JA07-110

対象部分の状態

外装変色大

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チェックランプ点灯

電保評価点に影響するチェックランプの点灯を調査し、消灯させます。

【実例:グロム】

バッテリーの電圧低下や一過性のトラブルであっても点灯してしまう可能性のあるチェックランプの消灯を、メーカー(ホンダ・ヤマハ・スズキ)の診断機を用いて行います。また、カワサキであっても2017年以降であれば診断も可能です。ただし、一過性のトラブルで無い場合、消灯できない場合があります。

実施車両においては、チェックランプ消灯により、電/保評価点が3点から4点に上昇しています。

※ホンダ・ヤマハ・スズキは対応可、カワサキは2017年以降のみ

実施車両

グロム

車体番号

JC75-1200~

対象部分の状態

警告灯点灯、配線加工

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