公開日: 2026/10/01
更新日: 2026/10/02
今年も8月19日の“バイクの日”に合わせ、「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY2026(以下、バイクの日イベント)」が東京都秋葉原のアキバ・スクエア(UDXビル2階)で開催された。当日の最高気温は34度。真夏日らしい暑さではあったが、14時前にはすでに50名ほどのユーザーが開場を心待ちにして列を作っていた。
今年は来場者を「潜在的ライダー」「実用派ライダー」「求道派ライダー」「リターンライダー」の4タイプに分類し、それぞれの興味関心に合わせたモデル展示やステージイベントを用意。例えばリターンライダーに対しては“リターンでも安心! ゆったり乗れるモデル”として、XSR900GP、Z900RS、GSX‐8TT、CBR400R FOUR E‐Clutchなど、国内4メーカーの最新モデルが展示されていた。
バイクの日イベントの大きな特長は、なんといっても展示されているほぼすべてのモデルに跨れることだ。モーターサイクルショーでは、人気車種に跨るため数十分待ちとなることも珍しくないが、同イベントではわずか数分で自分の番が巡ってくる。当日は子どもから大人まで、最新モデルに跨りライディングポジションや足つきを確認したり、記念撮影を行うユーザーの姿が多く見られた。
会場入り口では、今年の鈴鹿8耐で5連覇を果たしたHonda HRCのCBR 1000RR‐R FIRE BLADE SPを筆頭に、国内4メーカーの参戦マシンと優勝トロフィーが展示され、多くの来場者がカメラを向けていた。また今回は、新たに新基準原付ブースを設置。スーパーカブ110LiteとJOG ONEの展示をはじめ、日本二普協の小椋道生専務理事によるルール解説や周知活動も行われた。
この他、警視庁による電動白バイ「WN7」の跨り体験や最新ヘルメット・プロテクターの試着コーナー、小鹿野町や浜松市といったバイク応援自治体PRブースなども展開され、多くのユーザーが足を止めていた。
ステージイベントは昨年同様、二部構成となっており、第一部が14時30分~17時、第二部が17時30分~20時。両部ともに、トライアルライダーの氏川政哉選手によるトライアルデモからスタート。限られたスペースの中でジャックナイフやダニエルなどの高度な技が次々と披露され、会場からは大きな拍手が送られていた。
第一部では、自工会の副会長兼二輪車委員会の設楽元文委員長(ヤマハ発動機代表取締役社長)をはじめとする関係者の挨拶にはじまり、警視庁の女性白バイ隊「クイーンスターズ」による交通安全啓発ステージを実施。その後、小池百合子東京都知事より、「何より大事なのは安全運転。事故の時に外れないよう、ヘルメットの顎紐をキチンと締め、運転の際は熱中症にもご注意ください」とビデオメッセージが寄せられた。
続いて、藤原慎也選手・稲垣正倫さんを迎えた「地球を遊び尽くせ! トップライダーとOff1.jp編集長が語るオフロード最高峰の世界」、平嶋夏海さん・中野真矢さん・小川勤さんによる「バイク有識者が語る! ライダーを守る最新技術の全て」をテーマとするトークショーも披露された。その後、自民党オートバイ議員連盟参与の赤池誠章さんが登壇。10月19日より軽二輪と小型二輪の希望ナンバー制度導入が決定したことを、いち早く来場者に報告した。
第二部では、伊藤愛真さん・中野真矢さん・木村亜美さんを迎えた「いつもの街が、もっと輝く。日常をアップデートする『バイク×ライフスタイル』新提案」をテーマとするトークショーが披露された。さらに、18時過ぎには自工会の佐藤恒治会長が来場。各メーカーの担当者から展示モデルの説明を興味深そうに聞いたり、白バイに跨って笑顔を見せたりと、会場の熱気を肌で感じる様子が印象的であった。
トークショーのラストを飾ったのは、タレント・モデルのユージさんをスペシャルゲストに迎えたセッション。「あの頃とは違う! 令和の『カッコいい』を作るライディングマナー・アップデート」をテーマに、柏秀樹さん、平嶋夏海さんを交えた熱いトークが繰り広げられた。なお、トライアルデモや各トークショーなどの模様は、自工会のYouTubeチャンネルでアーカイブ配信されている。
今年は開場直後から人出が多く、第一部では家族連れ、第二部ではスーツやオフィスカジュアルに身を包んだサラリーマンの来場が目立つなど、時間帯によって異なる層のユーザーで賑わいを見せていた。実際の来場者数は3864人と、前年(2385人)から約62%もの大幅増を記録。この数字はバイクの日イベントへの関心の高まりを印象付けるとともに、幅広い層へ間口を広げたことを物語っていると言えそうだ。
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