公開日: 2026/10/01
更新日: 2026/10/06
8月21日、東京都港区のベクトルスタジオで最新の防災関連グッズやサービスなどの展示会『イニシャル・防災エキスポ2026』が開催された。主催はPR事業代行などを展開している株式会社イニシャル。そこで発表されたのが、株式会社Herioxの電動アシスト自転車『Solar E-Bike(プロトタイプ)』。
同車は名前の通り、ソーラーパネルを装備。バッテリー単体での航続距離80㎞に加え、青天時には1日最大約40㎞走行相当の電力を太陽光から自律補充電。合計120㎞相当の航続距離を実現している。
一般的な電動アシスト自転車は、バッテリー残量が少なくなるとコンセントからの充電が必要になるが、ソーラーEバイクは1日あたり数㎞〜数十㎞程度なら太陽光からの補充電が可能。もちろん、雨天時などで太陽が出ていないと補充電することはできないが、天気の条件が整えば、コンセントからの充電がほぼ不要になる。バッテリー残量を気にすることなく、普通の自転車のように電動アシスト自転車を走行できるのだ。
ソーラーEバイクの特長はそれだけではない。車載バッテリーとソーラーパネルから最大60Wの外部給電にも対応。災害時には情報収集や安否確認でスマートフォンが活躍するが複数台の同時充電、ノートPCや衛星通信機器への給電、LED投光器や非常用照明の夜間点灯、ポータブルファンや医療用小型機器の稼働などに使用可能だ。
さらには、オプションの着脱式発電・給電ユニット『Solar Box』は車体から簡単に取り外しができるので、ソーラーEバイク本体を移動手段として使いながら、ソーラーボックスはその場に残して発電や給電ということも可能になる。
昨今、大きな自然災害が日本各地で起きている中、注目されているのが『フェーズフリー』という考え方。これは、身のまわりにあるモノやサービスを日常だけではなく非常時にも役立つようにデザインし、日常時と非常時、2つのフェーズ(局面)の境をなくそうというもの。それを体現した製品のひとつがソーラーEバイクだと言える。
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