「W230」「MEGURO S1」足つき比較インプレ！ 250ccレトロスポーツ遂に発売！

公開日： 2024/11/14

更新日： 2024/11/19

11月20日に発売が決まったカワサキ「W230」「MEGURO S1」！今回はBDSテクニカルスクールの井田講師とBDSバイクセンサーイメージガール竹川由華さんが足つきインプレ。超最新車両をチェックしていきます！

【X230】シート高745mm/車重143kg　

井田―――カワサキさんの空冷オートバイって言うと、エストレヤとか250TRとかの単気筒バイクがあったんですが、そのモデルがなくなって時間が経ってやっぱり乗りたいなって思っていたら遂にに出てきてくれました！

竹川―――見た目が可愛いですね！最近昭和レトロとか平成レトロとか流行ってるじゃないですか。このレトロな感じがすごく今時の若い人たちに刺さりそう！

井田―――外装とかフロントフェンダーがちゃんと金属でできていて質感も結構いいんですよね。では早速エンジンをかけてみたいと思います！

・・・・エンジン始動・・・・

井田―――結構心地のいい音に感じます！意外と見た目はレトロな感じもあるけれども、やっぱりKLXベースなので、アクセルを開けた時の音が気持ちいいですね。多分マフラーでこの音を作り込んでいるんじゃないかな。今回試乗できないのが本当に残念ですね。

竹川―――あと最近のバイクはデジタルメーターが結構多いんですけど、あえてアナログのメーターが付いているのも良いですね！

井田―――では足つきインプレしていきたいと思います！私は身長177cmの体重78kgです。早速またがってみると・・・・シート高は大分低く感じます。実際にステップに足を乗せると、シートとステップが結構近いような感じがして、小柄な方にはいいんじゃないですかね。逆に180cmとかの大きい方だと若干窮屈に感じるかもしれないです。シートはふかふかな座布団みたいな感じではなく、ハリとコシがあって街乗りで楽しみたい車両です！

竹川―――続いて私も足つきインプレをしたいと思います！私は身長が162cmで、股下は70cmくらいです！じゃあ早速、またがってからサイドスタンドを払ってみると・・・・すごい、足がベタ付きですね！！

シート高が結構低いので小柄な女性でも安心して乗れそう。車体を起こす時に少し重さは感じるんですけど、いろんなオートバイと比べても軽く感じます！ステップの踏み替えも楽ちんです。ただサイドカバーが少し広がっている分、足が外に出るので、人によっては足つきが変わるかな。ハンドルポジションも遠すぎず近すぎず。小柄な女性だとハンドルが遠いとどうしても切った時に突っ張っちゃって、遠い感じがするんですけど、全然そういった感じもないですね。

井田―――タンクもそこそこ大きいので、40.5km/L(WMTCモード値)と結構な距離を走れます。

井田講師＆竹川由華によるタンデムチェック

竹川―――せっかくなので、タンデムシートにもまたがってみたいと思います！タンデムシートも結構広くて座りやすそうだなと思ってたんですけど、丁度真ん中に切り込みが入ってて、お尻が収まるフィット感があるんですよ！シート高も低いので乗り込みもとても楽です。ライダーとの距離感も近すぎず遠すぎずで、後ろに乗っている状態でも地面に足が届く安心感もあります。

井田―――スーパースポーツだと後ろに乗っている方は降りたくても降りられないですからね。後ろに乗る人も楽だし前に乗っている人もすごく楽で、シートが高いバイクでタンデムする場合、後ろの人が片方のステップに足を掛けてから乗るので結構ハンドルをしっかり抑えないとバイクが揺れてしまうんですけど、その心配が全く無いですね。

竹川―――初めてタンデムする人にもオススメですね！

【MEGURO S1】シート高740mm/車重143kg　

井田―――続きまして「MEGURO S1」です！基本的にはW230ベースなんですけれども、外観に結構違いがありますね。例えばタンクのエンブレム。W230も可愛いワンポイントがありましたけれども、このメグロ特有のマークが他のカワサキ車と違うんだという存在感を出していますね。またタンクのメッキ感や、カタカナで描かれたメグロの文字も可愛いですよね！

竹川―――タンクもピッカピカで鏡みたい！

井田―――では実際にまたがってみます。基本的にはさっきのW230と一緒なんですが、S1はシートが硬くてコシがある感じがしますね。

竹川―――では私もまたがってみますが、W230と足つきが大きく変わることはないですね！ライディングポジションもすごく座りやすい。両足も安心なぐらい地面に付いて、膝も曲がっていて余裕があります。私は女性の中では身長が160cmと高い方だと思うんですけど、150cm台の女性でも安心して乗れるんじゃないかな。足もしっかり付くと思うし、踏み替えも楽ちんです！サイドスタンドにもツノがあって出し入れしやすいです！ツノがないとどこだろう？ってなっちゃうんですけど、かかとで簡単に出し入れ出来ます。

あと、いいなって思ったのがタンクパットですね。膝で挟みやすくなっているのと、パンツとかで擦れて、タンクが傷ついちゃうのも防げそう！服が傷つくよりもタンク本体が傷つく方が嫌なので（笑）。また晴れてる日のツーリングだと、メッキタンクに映る青が気持ちいいだろうな♪

井田―――メーターもアナログで、こちらにもカタカナで“メグロ”と書かれてます。この昭和レトロ感がいいんですよね！

竹川―――こちらのタンデムシートも広くて気になったので、ぜひまたがらせて頂こうと思います！またがってみると、S1もフィット感はあるんですけど、W230の方がよりシートのくぼみにお尻が入ってる感じがありました。S1は自由度があって少し後ろに座ってもそこまで違和感ないですね。

最後に取り回しチェックもしたいと思います！早速押してみると・・・・動き始めはしっかりと重さを感じますが、体から離しても安心して押せる重量なので女性の私でも取り回しがしやすいです。男性だったらもちろん余裕だと思うんですけど、力が無い私でもこれだけ軽々と押せていますし、安心してバックもできたので、身長が低くて力がなくて不安な女性でも、初めて乗るバイクにいいと思います！

井田―――試乗会があった際にはぜひ公道を走りたいですね！

【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
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【BDSテクニカルスクール講師　井田安彦】　BDSテクニカルスクール講師
保有資格
2級二輪自動車整備士、2級ガソリン自動車整備士、2級ジーゼル自動車整備士、自動車検査員、二輪車安全運転指導員

★2・3級二輪自動車整備士を目指す方必見！
3年連続、3級二輪整備士国家試験で合格率100％を達成
令和5年度第2回試験では、全国合格者の3.5人に1人がテクニカルスクール受講生
BDSテクニカルスクールHPhttps://www.bds.co.jp/technicalschool/