公開日: 2025/01/27
更新日: 2025/02/03
80年代は空前のレーサーレプリカブーム、各メーカーが凌ぎを削っていたが、カワサキだけはGPZ400RやGPX400Rなどツアラーが中心、独自路線を歩んでいた。そんなカワサキが満を持してレーサーレプリカZXR400を投入、一気に話題をさらった。
全日本F3にワークス参戦したZXR-4のレプリカで、市販車として初めて倒立フォーク(ライバルは正立フォーク)を採用。エンジンは水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ、最高出力は59ps。アルミのe-BOXフレーム、エンジンのシリンダーヘッド部分へダイレクトに外気を送り込むシステムK-CASなど最先端の内容。さらに燃料計など速く走るために必要のないものは撤去、まさにカワサキ本気のレーサーレプリカだった。実力と性能共にピカイチ、各レースで大活躍。最強の4ストレプリカとなった。
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