公開日: 2026/05/29
更新日: 2026/06/02
ヤマハは4月18日(土)・19日(日)、埼玉県川越市のオフロードヴィレッジで『YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)オフロードレッスン』を開催した。同レッスンは、不整地を走りながらオフロードライディングの基本を学ぶというもの。取材した18日は、20〜60代の男性・女性15名がオフロード走行を楽しんだ。
オフロードに興味はあるけど乗っているバイクはオンロード。そういった人でも、オフロードライディングの基礎がしっかりと学べるのがヤマハの『YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)オフロードレッスン(以下、YRA)』。実際、4月18日(土)に行われたYRAでは、参加者の所有するバイクはオンロードばかり。初めてオフロードを体験するという人もいた。
開催した場所はオフロードユーザーやファンにはお馴染みのオフロードヴィレッジ(埼玉県川越市)。その一角を使い、レッスンが行われた。レッスンに使用する車両やプロテクター一式は用意されていたので、参加者は手ぶらで受講が可能。また、用意されていた車両は1月30日に発売された話題のモデル『WR125R(以下、WR)』。
「おかげさまでWRは現時点(4月)で納車が9月と、多くのお客様に支持されております」(ヤマハ)
参加者からも「WRに乗れるから参加した」という声が聞かれたほどだ。ただ、原付二種と言えども、フルサイズのオフロードモデルであるWRは、シート高が875mmとやや高めに設定されている。スリムな車体設計により、扱いやすさは感じられるものの、足つき性については体格により評価が分かれるだろう。
「レッスンでは、ローダウンリンクを取り付けてシート高を約40mmダウンさせた車両、ローダウンリンクとローダウンシートを取り付けて約70mmダウンさせた車両、それぞれ用意しています。小柄な人や操作に不安のある人でも、自分の体格・体力・技術に合わせた車両に乗って受講していただけます」
ローダウン化されたWRにまたがると、その差は歴然。ノーマルではつま先程度しか地面につかず不安定だったが、ローダウン化されたものは足の裏の半分ほどがつく。安心感が全く違う。この安心感があることで余計な不安感なしに、レッスンに集中することができるのだ。
レッスンは、スタンディングポジションやシッティングポジションなど乗車時の姿勢、ハンドルグリップの持ち方など基本的なところからスタート。
オンロードレッスンと大きく違うところは、走る場所。オンロードは道を走る。オフロードは開催会場のフィールド全体が走る場所。乾いた土の上、少し湿った土の上、雑草の生えた場所、どこでも走る。特に、草の上を走るのはオンロード中心のバイクライフを送っているとそうそう経験できることではない。ブレーキのかかり具合やタイヤの滑り具合など、普段味わえない感触を楽しんでいた。
リヤタイヤをロックさせるブレーキング、ロックさせないブレーキング、不整地でのスラローム、小さな半径での旋回、これぞオフロード走行といった感じのリーンアウトしながら内側の足を出したコーナリングなどなど、カリキュラムを通してオフロード走行に慣れていく様子が見られた。
YRAは過去にも取り上げているが、毎回感じるのは、参加者の上達スピードが速いということ。今回も、参加者15名に対してインストラクターが6名と、2〜3人に1人のインストラクターがついていたので、きめ細やかな指導が可能なのだ。
レッスン時間は午前9時から午後4時まで。午後にもなると、基本的な技術レッスンから応用編へとステップアップ。これまで学んだテクニックを使って、アップダウンのあるコースなどを実際に走っていく。
レッスン終了後、参加者に話を聞くと「楽しかった」と口を揃える。それは、コースを何周かするとインストラクターが「疲れた人は休憩してください」と一度停車するが、ほぼ誰も休まず、みんなまた走り出していたことからも分かる。また、YRAは基本的な技術の習得やバイクに乗る機会の創出ということだけではない。
「オンロード、オフロードを含め、YRAに参加してバイクを購入された人の65%が、レッスンで自信をつけたことがバイク購入に影響を与えたというアンケート結果もあります」(ヤマハ)
実際、バイク販売にもつながっているのだ。YRAのスケジュールは、別表にある通り。まだまだ参加できるYRAはあるので、興味を示すユーザーがいたら参加をすすめてみよう。
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