モーターサイクルショーイベント山形県

山形初&山形発、山形モーターサイクルショー開催!

公開日: 2022/04/28

更新日: 2022/09/06

大阪で『第38回大阪モーターサイクルショー』がスタートした3月19日、山形県酒田市でも初めての『山形モーターサイクルショー』が開催された。これは、大阪・東京・名古屋のモーターサイクルショーの系列ではなく、山形県酒田市にある二輪販売店スズキモータースの鈴木社長が中心となって企画したイベント。当日は時折雨がパラつくあいにくの空模様となったが、2000人を超える人が会場を訪れた。

山形モーターサイクルショーには、山形県にはないブランドも出展

大阪と東京では3年ぶり、名古屋では2年間開催が見送られてきたモーターサイクルショーが開催された。多くのバイクファンが足を運んだが、それとは全く別のイベントが山形県酒田市で開催された。

それが『山形モーターサイクルショー』だ。開催日は3月19日で、場所は酒田市国体記念体育館。開催は今回が初であり、山形県としても初めてのバイクフェスとなった。

東名阪のモーターサイクルショーとの大きな違いは、国内外のメーカーがブースを構えるのではなく、販売店が主体となっているイベントだということ。体育館が会場なので広さはそれほどでもないが、ホンダ、スズキ、カワサキ、KTM、ハスクバーナ、ドゥカティ、BMWモトラッド、ハーレーダビッドソン、ファンティックなど国内外のブランドが揃い、最新モデルやカスタムされた中古車両などがズラリと並べられた。

「山形県って、バイク乗りの方にちょっと不便な感じがしてるんです。メーカーディーラーが少ない。例えば、BMWに乗りたいんだけど、新車は諦めて中古にしようかなとか、ほかのメーカーにしようかなとか。その状況がすごく悔しい。今回、山形県にないディーラーさんにも多く出展して頂いているので、普段、見ることも触ることないようなバイクを、この機会にご来場の方々にはぜひ体感体感頂ければと思っています」

<center>YMS実行委員長 鈴木貴大氏</center>
YMS実行委員長 鈴木貴大氏

こう話すのは、山形モーターサイクルショー実行委員長の鈴木貴大氏。同氏は、スズキモータースを運営する株式会社CARRYの代表取締役。イベントの中心的人物だ。

「山形県には、大型用品店がない。山形県のバイク乗りは8000円のグローブ1つ買うのに仙台まで行くんです。それでウチでもアパレルの販売を始めたんですけど、お客さんは、店にある中での選択になっているのが悔しい」

そのことから、RSタイチ、デグナー、スナップオン、WAKO'Sなどアパレルや用品関係も多数出展されていた。

2025年には来場者1万人規模のイベントにすることが目標

<center>元二輪レーサー藤原克昭氏によるトークショー</center>
元二輪レーサー藤原克昭氏によるトークショー

山形モーターサイクルショーの開催日は、大阪モーターサイクルショーの初日と同じ3月19日。これには理由がある。

「昨年12月の中旬くらいに、ふと、山形でもできるんじゃないか、やりたいなと思ったんです。会場が空いている日を調べ、最短で開催できる日が今日だったんです」

なんと、発案から開催まで約3か月。このスピード感には驚くしかない。ショーでは車両やアパレル、用品を展示するだけではなく、元レースクイーンの早瀬あやさんのトークショー、撮影会、じゃんけん大会のほか、元二輪レーサー藤原克昭氏とレース・コメンテーターのみし奈昌俊氏によるトークショーも行われた。その他、酒田市を拠点に国内外で活動している「風の会」による和太鼓演奏など、東名阪のモーターサイクルショーと同様に、いくつものイベントが用意されていた。また、会場の外にはラーメンやカレーなどのキッチンカーも並んだ。

「スタッフの方々が大変だったと思います(笑)」

<center>和太鼓演奏を披露した「風の会」</center>
和太鼓演奏を披露した「風の会」

3月の酒田市はまだまだ寒い時期。開催時間は9時から15時までと、そう長くはない。それでも会場には友だち同士やカップル、家族連れなど2231人が来場し、ショーを楽しんだ。イベントを主催したことのある販売店なら分かるだろうが、2000人を超えるイベントは、そう簡単にできるものではない。だが、鈴木氏は満足していない。

「バイクで駐車場を埋め尽くしたいという夢があって、次回からは9月あたりに開催したいと思っています。その頃はちょうど芋煮の時期なんですよ。そして2025年には来場者1万人規模のイベントとなるよう、がんばっていくとともに、イベントを通してディーラーさんや業者さんたち同士の横のつながりも強化したい。そして、バイク乗りの方々が充実したバイクライフを送れるような環境を、ここ山形県を起点に、東北へ、全国へと広げていきたいんです」

鈴木氏は、笑顔でそう締めくくった。



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