公開日: 2023/10/24
更新日: 2023/10/27
ハーレーダビッドソンジャパン(以下、HDJ)は10月18日、軽量都市型コミューターモデル「X350」「X500」のメディア試乗会を開催。また、2日後の20日には、原宿に期間限定でオープン(10月29日まで)した「HARLEY-DAVIDSON X™ Café」で、ジャパンプレミアを実施した。
X350は、HDJが扱う車両として、史上初となる普通自動車二輪免許で乗れるバイク。水冷パラレルツインエンジンを搭載し、往年のXR750を彷彿とさせるデザインとなっている。シート高は777mm、重量は195kgと、ビギナーや女性ライダーでも安心の取り回しと足つきを実現した、フラットトラッカーだ。
X500もX350と同様に、水冷パラレルツインエンジンを搭載。余裕のトルクと快適なポジションが特徴となっている。車格はX350より一回り大きくなっており、シート高は820mm、車重は208kg。長距離も可能にする快適性と、ハードな走りにも応える高い性能を備えた、新世代アメリカンロードスターだ。
同シリーズについて、ハーレーダビッドソンXプロダクトチャンピオンの宮中洋樹さんは、次のように説明する。
「X350とX500は、排気量やデザインだけでなく、車体構成やシャシー、エンジンのパフォーマンス、キャラクターにおいても、まったく異なるモデルです。また、“憧れ”を、より多くの方に、という思いのもと、若いライダーにこそ届けたい。そういった方たちが、手の届く価格でなくてはいけない、という思いから、大胆な価格設定にしています」
年内の初期生産台数は500台。10月20日に行われたジャパンプレミア以前に、すでに約150名の予約注文が入っているという。X350/500は4色展開。メーカー希望小売価格(税込)は、X350が69万9800円、X500が83万9800円。納期は11月末~12月初期を予定している。
エンジンは350ccのツインですが、750ccくらいあるのではないかと思うくらいドコドコ感があり、エンジンフィールもトルクフルで、ハーレーらしさを感じました。中排気量のハーレーってどうなの? と思っている方、かなり満足できるエンジンだと思います。また、足回りやディメンションは、まるでスポーツバイク。そのため、峠道やサーキット走行をはじめ、ジムカーナ的なライディングも楽しめるのではないかと感じました。
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