公開日: 2022/07/07
更新日: 2022/09/06
BMWの中で一番排気量の少ないG310Rは2021年モデル。初代G310Rからリニューアルされてライドバイワイヤーではなくセンサー制御となりました。単気筒・スポーツバイク・ネイキッドと聞くと細くて軽いイメージですが、大めでボリュームのあるデザインとなっています。もてぎのレースでG310Rレーサー版を愛用していた小林ゆきさんが、今回ノーマルG310R初体験でインプレしました!
このG310R、シート高785㎜とかなり足つきの良い数字!GSと共通フレームでタンクの位置と前回りが少し高めで重さを感じますが、身長160㎝の小林ゆきさんでも片足だけでしっかりと中心に座ることができ、コントロールしやすそうです。サイドスタンドはツノが出ているので余裕で届き、バネが柔らかいので身長の低い人でも快適そう。見た目は大きいけど、小柄な人でも扱いやすいバイクでした!
続いて取り回しはどうでしょうか??
ハンドル位置とヘッド回りが高いので、横に立って押すと肘周りに余裕があって押しやすい!若干の重さは感じますが、ハンドルと切れ角と自分の立ち位置の空間が絶妙です。腰をタンクにあてながら押すと楽ちんすぎて、誰でも運べちゃいます。
では実際に試乗してみましょう!
発進してすぐ、1速から2速にあげたときの速さに驚きました。2速で引っ張られる!シート高785mmと低いですが、ハンドルが上がって左右に開き気味なのでオフモードライクです。シートとハンドルの位置関係がちょうどいいので、背筋を伸ばしても腕が届きます。
走り心地はというと・・・。リアタイヤが路面を捉えてどっしりとしたグリップ感があり、バランスがよく癖がない!リニューアルされてセンサーで制御することで、リニアさが向上してスロットルを戻したときの感覚が気持ちいい。フロントブレーキが穏やかでアドベンチャーライクを狙っているのでしょうか。どっしりとした走りが逆に安心感につながっています。
小さい人でも扱いやすく、パワフルな単気筒エンジンが走りをアシストしてくれます。街乗りからオフロードまで幅広くオールマイティに遊べそうです!
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