ウェア・用品類ショップ東京都注目

銀座の一角に、お洒落なオートバイ乗りが集うセレクトショップ「Motorimoda」

公開日: 2022/10/12

更新日: 2022/10/12

東京都中央区銀座。江戸幕府によって開拓され、現代に至るまで我が国の経済・文化の中心地として繁栄する街。そんな銀座の一角に、お洒落なオートバイ乗りが集うセレクトショップが存在する。

「大人の6輪モータースタイル」を標榜する“Motorimoda(モトーリモーダ)”。そのフラッグシップ店の名に恥じぬ製品が勢揃い。
「大人の6輪モータースタイル」を標榜する“Motorimoda(モトーリモーダ)”。そのフラッグシップ店の名に恥じぬ製品が勢揃い。

店内にはヨーロッパの伝統あるブランドを中心に、新進気鋭の斬新な商品がセンス良くディスプレイされている。見慣れた量販店とは一線を画す空気感に、一瞬気後れしてしまうが、数々の一流商品に四輪・二輪が好きな人なら目を輝かさずにはいられない。

モトーリモーダは2001年にMOMO DESIGN銀座としてオープン、2007年からMotorimoda Ginzaに名称変更し、2017年に現在の場所に移転。総合店舗の神戸・福岡、さらにモータースポーツやスーパーカー商品に特化したA PIT店。人気ブランド「56design」にフォーカスした西武渋谷店など、魅力的かつ個性豊かな店舗を全国に展開している。

【ヘルストン】フランス発のレザーを得意としたアパレルブランド。ヨーロッパ全土、カナダ・アメリカ、アジアでも販売され、今世界的に注目されている。質実剛健なレザーのエイジンぐを楽しめる。その他の数あるアイテムとの相性も抜群。
【ヘルストン】フランス発のレザーを得意としたアパレルブランド。ヨーロッパ全土、カナダ・アメリカ、アジアでも販売され、今世界的に注目されている。質実剛健なレザーのエイジンぐを楽しめる。その他の数あるアイテムとの相性も抜群。

銀座という一等地にモータリストのセレクトショップをオープンするという無謀とも思える挑戦。それでもこの場所を選んだのには大きな理由があった。昨年20周年を迎えたフラッグシップストア、銀座店マネージャー加賀さんにお話を伺った。

「確かに日本製オートバイは機械としては一流ですが、モーターサイクリスト文化という意味では、日本はまだまだ発展途上国です。ヨーロッパのモーターサイクリストたちは、既成概念にとらわれない自由なスタイルでモーターライフを楽しんでいます。私たちはそんなヨーロッパの文化や自己表現を日本のみなさまに、具体的に紹介したいのです」

【キャプ・ベルスタッフ】1924年に英国で創業した伝統のブランド。トラディッショナルなデザイン、素材を堅持しながらも、常に最先端を走る姿勢は多くのファンの心を掴んで離さない。モトーリモーダの主力商品。
【キャプ・ベルスタッフ】1924年に英国で創業した伝統のブランド。トラディッショナルなデザイン、素材を堅持しながらも、常に最先端を走る姿勢は多くのファンの心を掴んで離さない。モトーリモーダの主力商品。

近年の日本国内のモータリストの嗜好は多種多様。インポートブランドの台頭も目覚ましく、購入できるマシンの選択肢は確かに広がった。しかし大多数のユーザーは装着パーツなどのハード面には強く拘るが、ウェアなどのソフト面に大きな関心を抱いていないのが実情である。

「購入するオートバイや、車体のカスタムパーツだけではなく、ライダー自らのファッション・スタイルにも拘って頂きたいと願っています。バイクを心から愛するライダーの皆さんを『おしゃれにしたい』と言ったら陳腐な表現ですが、モトーリモーダは日本のモータリストが世界に誇れる文化として成熟するお手伝いをしたいのです。その為には、この銀座というロケーションが必須であると考えます」

写真はちゃきさんと加賀ストアマネージャー
写真はちゃきさんと加賀ストアマネージャー

休日にバイクで銀座に出掛け、ライディングウェアを購入する…。そんな文化的な大人の「楽しく充実したバイクライフ」がここに存在する。ヨーロッパブランドの世界は敷居が高いように思えるが、加賀さんも含め、スタッフは気さくなバイク乗りであるので心配はいらない。

「自分のスタイルに必要な、価値ある逸品とは何だろう?」そんな貴方の文化的探求心に、とことん寄り添ってくれるはずだ。品揃えも接客も銀座一等地に相応しい、オンリーワンのセレクトショップ、それがモトーリモーダである。



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