公開日: 2025/02/25
更新日: 2025/02/25
“オフロードブームが来ている!” 新型「シェルパ」のYoutube動画が10万回再生されたということで、今回はBDSテクニカルスクールの井田講師がHONDA「グロム125」を使ってオフロード遊びするための簡単な方法を伝授します!
オフロード車は持ってないけど、125グロムやダックスを持っている方いる方に朗報です! 簡単にオフロードを走れる方法が1つだけあります。それは【タイヤ交換】です。「iRC GP-22」という未舗装路のガレ場から公道も行けるミニバイク向けのおすすめオフロードタイヤがありますので、今回このタイヤのスゴさを色んな方に乗って体験してもらいたいと思います!
柴田・竹川―――よろしくお願いします!!
井田―――皆さんオフロードブームが来てるのご存知ですか?
竹川―――最近新型バイクもでましたしね! でもグロムでオフロード走れるんですか?
柴田―――本当にタイヤだけ変えればいいならハードルが低くなっていいですよね。
井田―――今回それを2人に体験していただいて感想を伺いたいと思っております! まず柴田さんから乗ってみましょう。普通のロードモデルだとダートは滑っちゃうと思うんですけども、普通のオフロード車のように乗ってみてください。
柴田―――じゃあ行ってきます! ・・・・・あ、全然普通に走れます! 車体の感覚はオフロードとはまた違うんですけど、タイヤに関しては全然不安なく走れている感じがします。ブレーキも意外とちゃんと止まる。
井田―――やはりサイズがコンパクトなので、ちょっと滑っても足を出せば転ばないという安心感あると思います。いきなりオフロードバイクを買うというよりは、手元に空いたバイクがあればタイヤだけ交換して始められると敷居が低いですよね。獣道みたいなところはさすがに厳しいですが、いわゆる林道、砂利道、山の中の未舗装路みたいなところを走る分には安心なので、農道を走っていて急に舗装路じゃなくなっちゃった! なんて時にあまり気負いせずに乗れるんじゃないですかね。柴田さん楽しく走れてますか?
柴田―――走れてます!
竹川―――私もオフロードを少し経験させていただいてるんですが、初心者の方には操作が難しいですか?
井田―――テクニックいるというよりは、砂利道に挑戦してみたくなるバイクだと思います。レベルアップしてオフロードコースに来るってなると、それなりのテクニックが必須になりますが、物事って簡単すぎない方が長続きするじゃないですか。初心者の方は、まずは砂利道から走ってダート道を体感して、だんだん慣れて楽しんで本格的なコースにくるのもありだと思います。イメージとしてはタイヤがオンロードだから迂回しなくちゃいけなかった道でも、このタイヤを装着することによってフィールドが広がる感じですね。
竹川―――柴田さんが戻ってきました!
柴田―――ブレーキも効くので立って安心して思いきりリヤブレーキもフロントブレーキも、握ることができました。いつも乗ってるオフロードとは少し重心位置が違ったりしますけど、全然普通に走れます。本当にオフロードでも不安がないなっていう印象ですね。
井田―――では今度は竹川さんにも乗っていただきましょう。以前オンロードの膝すり練習を撮影した際もグロムに乗ってましたよね。同じバイクでタイヤだけ変えただけです。
竹川―――オンロードでバリバリ走っていたものでダートを走るっていうのがあんまり想像ができないですね。それじゃあ行ってきます!
柴田―――1台でいろんな遊びができるっていうのがいいですね。予算が許せばもうワンセットとか買って総付け替えして今日はロード、今日はダートみたいに遊べたら楽しいですよね。
井田―――ただロードでの走行性能と引き換えにオフロードの走行性能が上がってるので、サーキットとかスポーツのワインディングをスポーティに走りたいって方にはあんまり向かないです。ただ、砂利道とか悪路走行に関しては、だいぶ走行フィールドが広がるんじゃないですかね。だから遊びのフィールドとしてダートというのもありな気がします。竹川さんどうでしたか?
竹川―――すごく楽しいですね! 不安なくダート道を走れますし、ブレーキをかけ過ぎてお尻が振っちゃっても125ccで足つきもいいですから、恐怖感がオフロード車に乗ってるよりも少なかったです。まだスピードいける、フルブレーキかけられる! みたいな楽しさがすごくありました。ただ1つ、私にはギアチェンジの難易度が高いみたい・・・。
井田―――ブーツで足首が固まっているので動かないんですよね。なので、通常だとシフトペダルの位置を上にして入れやすくしたり、ステップがギザギザになっていて泥が付いても滑りにくいようになってるんですが、これはやっぱりロードモデルなので足裏に泥が付いたりすると流石に滑ります。あとシフト操作もしっかり下の方から入れてあげないと操作しづらく感じたので、もしオフロードブーツで走る場合はシフトペダルの位置を交換したり方が乗りやすくなるかもしれません。
竹川―――私がすごい初心者だから、どこがペダルなのか分かってないのかと思ってました!
柴田―――今回はタイヤを変えて乗りましたけど、オフロードでもっと楽しみたいなと思ったらタイヤ以外に他に変えたいところはありますか?
井田―――まずタイヤはiRC GP-22でいいんですが、空気圧はちょっと抜いてもいいかもしれないですね。
竹川―――地面のコンディションに合わせて空気圧を調整した方がいい?
井田―――今日みたいに地面が滑りやすい時は、空気圧を下げた方がタイヤ全体がたわんで地面をちゃんと掴んでくれるんですね。なのでそういうセッティングにして走ってもありかもしれないです。ただ、気をつけなくちゃいけないのがこれチューブレスタイヤなので、あんまり空気を下げたりすると取れちゃう可能性あります。街乗りでしたら基本的にはメーカー推奨の空気圧で走っていただいて、オフロード走りの際は下げるのが良いかもしれません。
そして今見ると、エンジン周りのロードクリアランスがないのでジャンプするって言ったらサスペンションを強化したり、例えば岩とかにぶつけて壊したくないよって言うならば、アンダーカバーを付けてトコトコ行くのがいいと思います。あとステップは滑りにくい物に交換して、シフトペダルの位置は高めにして乗るといいんじゃないですかね。
でも考えてみてほしい。これロードマシンですからね!? 普通ロードバイクでオフロードコースに来て走ろうって気にならないですからね!
竹川―――私もびっくりしちゃいました。あの膝擦り練習していたグロムでオフロードを走るんですか? って(笑)。
井田―――タイヤってそれだけ重要なんですよね。これ1台あれば本当にいかようにも楽しみ方ができるバイクなかなかないので。では総評するとこのタイヤ楽しかったですか?
柴田・竹川―――楽しかったです!!
井田―――タイヤを変えるだけで走れる、シチュエーションが広がるっていうのはなかなかないと思います。流石に普通の400ccのネックとモデルとかにブロックパターンを履かせて砂利道を走りに行くなんてなかなかないと思いますけども、グロムや125ccクラスのモデルはかなりポテンシャルが高いですから、タイヤを変えるだけで楽しめます。ただ激しい場所になると、もちろんテクニックが必要ですけれどもオフロード試したいなって方は、入り口としてタイヤを交換するのはかなりいいんじゃないかなと思います。
【柴田直美さん略歴】
しゃべり屋ライターバイク乗り、千葉県二輪車安全運転指導員、ピラティスインストラクター。MCやリポーター・ライター・ボートレース、などマルチに活躍。女性ライダーイベントMerrily Motoの企画運営も行う。愛車はCB400SBやCT125ハンターカブ、CRF125Fなど。趣味はバイク、山登り、ねこ、公営競技、茶道、華道など。
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【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
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◎びわこのゆうか
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