【第二弾】世界最大級!? RSタイチでレーシングスーツのカラー選びで悩む、鳴戸親方！(元琴欧州）

身長202cm。元大関琴欧州でバイク好きの鳴戸親方がRSタイチさん協力のもと、レーシングスーツをオーダーメイドで制作。第一弾の「選び方＆採寸編」を経て、第二弾は1番の悩みどころ「カラー選び編」!

小林ゆきさんも救われたエアバック搭載スーツとは？

小林―――ということで採寸お疲れ様でした！ 次にどういう色・形にするかっていう話なんですけど、親方は希望があるんですよね？

鳴戸親方―――エアバッグを付けたいんですが、よく分からないので教えてもらってもいいですか？

RSタイチ西村さん―――今回、鳴戸親方に選んでいただいた「GP-MAX」には頸椎回りのみ展開するエアバッグ、当社だと「T-RAPS」というものが搭載可能になっており、そちらを使用前提としたスーツを作らせていただきます。実際に展開すると、首回りにエアバックが膨らみ、頚椎骨折などの怪我を軽減するためのものになります。

実際にユニットとしては、スーツの背中に本社では「ネックサポート」というコブの中にエアバックのユニットが格納されて、ワイヤーでオートバイと繋がります。転倒してワイヤーが引き抜かれると、ポンッと膨らむという機能を持ったエアバッグです。

鳴戸親方―――初めて見ました！

小林―――私は実は、サーキットでエアバックを開いたことがあります（笑）

鳴戸親方―――大丈夫だったんですか？

小林―――大丈夫どころか、ヘルメットが無傷でした！ もしエアバックがなかったら新しいヘルメットを買わなきゃいけなくなったと思うんですけど、怪我も全くなくて、付けてた意味がありました。それにエアボンベを変えたらまた使えるんですよね？

RSタイチ西村さん―――そうですね！ 外袋さえ損傷しなければ、ボンベの交換で何度でも使っていただけます。

色選びは最大の悩みどころ！

RSタイチ西村さん―――ではサイズもモデルも決まりましたので、最後は色ですね。当社の「タイチ カラービジョン」というシステムがございますので、これを使って実際に色を決めてみようと思います。

小林―――これはお店に来ないと見られないんですか？

RSタイチ西村さん―――ご自宅のパソコンやご自身のスマートフォンでもこのアプリは使えます！ 自宅や出先でも色が決められるので、あらかじめシミュレーションいただいたりも出来ます。今回はお選びいただいた「GP-MAX 103」カスタマイズというところから色を決めていきます。選択すると、元々当社で持っている既製スーツのカラーリングと、下にモデルとして作ったカラーリングがのっています。もしこの中に好みに近いものがあれば、そこからスタートできるんですけども好きなカラーとかありますか?

鳴戸親方―――結構種類がありますね。好きなカラーですか・・・。あんまり明るい色だと目立つので、そこまで目立たない色がいいかな。

RSタイチ西村さん―――そしたら黒ベースでまず始めてみましょうか。このようにカラーパレットから選択できます。3Dでスーツ全体を回して見てみたり。胴体や腕、足、膝の細かい部分まで全て色が変更できる箇所となっておりますので、好みの色を決めていきましょう。

小林―――2種類か3種類ぐらいに色を収めるとかっこいいんですか?

RSタイチ西村さん―――そうですね。3種類までで収めると綺麗な形になります。4種類色を使うと、かなり派手やかなス―ツになります。カラーサンプルお持ちしますね。

鳴戸親方―――女性だとピンク系が好きなんですかね？

小林―――私の場合はそういう感じではないです（笑）。私のレーシングスーツは青とオレンジです。

鳴戸親方―――青いいですね！

RSタイチ西村さん―――青色は当社にはかなりお色味がありまして、店舗限定カラーというのもあります。フラッグシップショップで実際に購入頂いた方には「KTMオレンジ」「レッドブルブル―」「ヤマハブルー」の3種類もお選びいただけます。

鳴戸親方―――レッドブルブル―お願いします。

RSタイチ西村さん―――そうしたらレッドブルブルーを散りばめた色にしてみましょう。

小林―――すごい、背中や脇腹のところまで細かく指定できるんですね！

鳴戸親方―――虹色みたいなのもできるんですか？

RSタイチ西村さん―――できます！ 何色使っても構いませんので。悩む方は好きな色を何色か言ってもらって、こちらで何パターンか作って好きなものを伺いながら修正して、じゃあこれで決定！ となる方が多いですね。

小林―――今親方が迷ってるんですけど、お店に来たら色々アドバイスとかもいただけるんですか？

RSタイチ西村さん―――もちろんです！ 我々と一緒に好きなスーツを作ろうという場所でございますので、そこはご安心ください。あとはやろうと思えば左右で違う色にしたりとか、ラインを上下で分けたりとかもできます。落ち着いた色合いからもう少し明るくしたかったらシャーリングを明るめの色にしたり・・・。ゴールドとガンメタリックのイメージでこんなのはどうですか？

鳴戸親方―――なかなか無い配色ですね。これにブルーをいれたらだいぶ変わってくるかな・・・。レモンイエローは目立ちますよね。蜂が止まったりしそう（笑）。決め切れないですね！ 普段の洋服も着られるものを買う感じであんまり選べるものがないですから。

・・・・2時間考え、一旦休憩。その間西村さんが他のパターンを考案・・・・

小林―――色々出てきましたけどレーシングスーツは体形が変わらなければ一生ものって言いますので！ 親方はMAX何キロだったんですか？

鳴戸親方―――170kgです。

小林―――じゃあそこに合わせれば・・・。

鳴戸親方―――いやいやいや、それはもう病気になって死んじゃいますよ！ 現役じゃないんで（笑）。

小林―――レーシングスーツ人生から言うと、襟の色で結構印象が変わると思うんですよね。

RSタイチ西村さん―――この中のカラーで行くと、青にして文字を白くすると、より落ち着いた雰囲気になりますね。ちなみに黒だとこんな感じです。黒よりかは青の方がいいと思います（笑）。

鳴戸親方―――じゃあ青で！ この色でいきましょう。

小林―――決定ですか？

鳴戸親方―――ダメ？（笑）。もう見れば見る程分かんなくなるので、西村さんが黒より青の方がいいということで！

小林―――今回2時間以上かけてみんなで悩みながら辿り着きましたけれども、歴代のお客様でどのくらい時間をかけて悩んだりされたんですか？

RSタイチ西村さん―――悩む方だと本当に2ヵ月とか。僕らがもう決めてくれという直前まで決まらない方もいますし、持ち帰ってご自身で色々決めたけど、来店されて決まらなくてまた悩んでとか。決めたあとも悩む方もいらっしゃいますし、本当に色々ですね。ただ革の切り出しはまず色が決まらないことには始められないので。

小林―――親方はもうここで持ち帰らずに決めますか？

鳴戸親方―――もう持ち帰ったら決まらないです（笑）。

RSタイチ西村さん―――それではこれで決定いたしましょうか！

RSタイチ創業者サプライズ登場！

小林―――急遽ですね、レジェンドが登場しました！ RSタイチの「タイチ」を御存じない方もいらっしゃると思うので、改めて説明させていただきます。こちらは吉村太一さん！ モトクロスの元チャンピオンでRSタイチの創業者です。RS「タイチ」は太一さんの名前からとったものです。

RSタイチ創業者 吉村さん―――みんな呼び捨てにすんねん！タイチいこかって（笑）。今回はよう来てくれてありがとうございます！

鳴戸親方―――私みたいにこんな大きくてレーシングスーツが作れるかなと思いましたけど、採寸してもらって随分悩んでカラーも決まりました！

RSタイチ創業者 吉村さん―――あれが決まったレーシングスーツ？ シックでいいね！

小林―――ということで今回はRSタイチさんで鳴戸親方のツナギをオーダーしに来たということで、吉村太一さんにも登場していただきました。本当にありがとうございました！

【鳴戸勝紀親方略歴】
元大関「琴欧州」。現在は鳴戸部屋（東京都墨田区）で鳴戸親方として更新の育成に力を注いでいる。故郷のブルガリアで10代の頃からCB400SFに乗っていたほどのバイク好き。現在はZ900RS、SEの愛車でツーリングを楽しんでいる。
◎鳴戸部屋HP

RSタイチ創業者サプライズ登場！

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