公開日: 2024/11/26
更新日: 2024/12/04
BMWは11月1日、BMWGROUP Tokyo Bay(東京都江東区)で、GSシリーズの新型モデル「R1300GSアドベンチャー」の技術説明会を開催した。
R1300GSアドベンチャーは、昨年11月より販売が開始された「R1300GS」をベースに、長旅を快適に楽しめる仕様の新モデルとして登場。標準仕様の「ツーリング」、オフロード特性を高めた「GSスポーツ」、ツーリングに新技術『オートメイテッド・シフト・アシスタント(ASA)』を装備した「ツーリングASA」の3モデルを展開している。
搭載するASAは、AT/MTモードを選択できるだけでなく、ATモード中でもMT操作が可能なシステム。クラッチ操作とギアチェンジを自動化した「Dシフトモード」、シフトペダルによる変速が可能な「Mシフトモード」を切り替えて走行できる。その他、停車時や走行時に車高が30mm低くなる「アダプティブ車高制御機能」も搭載している。
R1300GSアドベンチャーは、9月7日よりすでに販売を開始している。メーカー希望小売価格(税込)はカラーによって異なり、「ツーリング」が333万5000円~358万7000円、「GSスポーツ」が350万円、「ツーリングASA」が343万2000円~368万4000円となっている。
R1300GSアドベンチャーに新しく搭載されたASAは、停車すると自動でニュートラルに切り替えてくれます。ハンドルの「Mシフトモード」ボタンを押すことで、シフトペダルによるギアチェンジも可能です。また、エンジンの回転数に応じてサスペンションが伸びるアダプティブ車高制御機能を搭載し、停車時と走行時にはシート高が30mmも変化します。そのため体格が比較的小柄な方でも乗れるのかな、と感じました。
【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
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