公開日: 2026/10/26
更新日: 2026/10/26
“愛車に自分の好きなナンバーをつける”というライダーの長年の夢が、いよいよ現実のものとなる。国土交通省は10月19日より、小型・軽二輪における「希望ナンバー制」の申込受付を開始した。
1998年に登録自動車、2005年に軽自動車に導入された希望ナンバー制がこれまでバイクに導入されてこなかった背景には、クルマよりも桁数が少なく、導入した場合、人気の番号が早期に枯渇する懸念があった。しかし、一部地域では近い将来、番号が底を突く見通しであることから、この対策としてナンバープレートの様式を見直す必要が求められた。
そこで国交省は2023年6月、バイクへの希望ナンバー制導入方針を明らかにし、ワーキンググループを設立。自動車登録検査業務電子処理システム(MOTAS)や希望番号システムの改修、標板メーカーの新様式に対応した自動プレス機の導入など、長期にわたり準備が進められてきた。そして、今年3月開催の東京モーターサイクルショーで制度導入が公表され、8月18日には受付開始日をはじめ、抽選対象番号や申込料金などの詳細情報が発表された。また、「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」イベントには自民党オートバイ議員連盟参与の赤池誠章氏が登壇し、希望ナンバー制の導入決定をいち早く来場者に報告した。
バイクのナンバープレートの新様式では、画像のように小型二輪はローマ字の後に、軽二輪は分類番号の後に、0〜9の数字が追加される。これにより、同じ番号(4桁)のナンバープレートをこれまでよりも多く発行できるようになった。
申請はインターネット、または各地域の予約ナンバーセンター窓口から可能。ただし、事業用やレンタルバイクなどは対象外となる。
希望ナンバーは新車・中古車購入時だけでなく、現在所有している愛車でも申し込むことができるが、いつでも変更可能なわけではないため注意が必要だ。申込可能となるのは、下記のタイミング。
・新規検査/届出を行う場合
・管轄変更を伴う名義変更または転居による住所変更を行う場合
・現在のナンバープレートを紛失、破損または汚損等し、番号変更を行う場合
・ご当地ナンバーへの番号変更を行う場合
詳細は全国自動車標板協議会の「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」から確認できる。
申込料金は地域によって異なり、2500〜3000円(税込)。一般希望番号は入金確認から6営業日で交付される。一方、抽選希望番号は毎週日曜21時までの申込み分を翌月曜にコンピューター抽選し、当選後の申込手続きと入金確認を経て、同じく6営業日での交付となる。全国共通の抽選番号は「1」「7」「8」「88」「333」「358」「555」「777」「888」「1111」「8888」の11種類。地方別番号は表の通りとなる。なお、抽選対象番号は制度開始後の状況を踏まえ、見直していく予定となっている。
希望ナンバー制についてSNS上では「念願が叶う」「番号何にしよう」といった歓喜の声が上がっている。お気に入りの数字を選べるようになることで、これまで以上にこだわりや個性を発揮できるようになり、愛車への愛着もより一層湧くことだろう。今回の希望ナンバー制実現のように、長年の課題である高速道路料金の適正化や二輪駐車場不足の解消など、二輪車を取り巻く環境整備についても、さらなる前進が期待される。
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希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス
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