公開日: 2021/12/20
更新日: 2022/09/06
ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)は12月5日、パシフィコ横浜で開催された「Yokohama Hot Rod Custom Show 2021」で、日本限定モデル「フォーティーエイト ファイナルエディション(FE)」を初公開した。当日行われたライドインショーでは、HDJの野田一夫代表取締役自らが同モデルに乗って登場。また、7月に予約販売を開始した「スポーツスターS」をはじめ、スポーツスターの初代モデル「1957XLスポーツスター」も披露するなど、会場を盛り上げた。
フォーティーエイトは2010年のデビュー以来、1202㏄空冷式Evolution V-Twinエンジン特有の低回転域トルクやサウンド、乗り味などが多くのユーザーに愛され、日本のトップセラーモデルとして地位を確立。今回発表されたFEモデルは、空冷45度Vツインエンジンやピーナッツタンク、ファットタイヤなどの伝統はそのままに、特別パーツとして、シリアルナンバー入りのサイドカバーを追加。他にも、金色スタッズとロゴがデザインされたボバーソロサドルをはじめ、ノスタルジックハンドグリップやエアクリーナーカバー、クラシックタイマーカバーを設定している。
フォーティーエイトFEについてHDJ広報の才門勇介さんは、次のように説明する。
「まだ販売されていない車両を世界中から集め、HDJが1300台確保し、日本限定モデルとして製造しました。特別パーツも特長的ですが、最大のポイントは『最後の空冷スポーツスター』ということです。長い歴史を締めくくる、ファイナルに相応しいモデルに仕上げられたと思います」
また、初公開がホットロッドカスタムショーだったことについては、ユーザーへの感謝の気持ちを込めてだという。
「このイベントには、熱狂的なハーレーファンが多く集まります。そのような方々に初公開することで、フォーティーエイトを長年愛してくれたことへの感謝の気持ちを込めています。また、社長自らがFEモデルに乗ってライドインショーに登場することで、私たちもハーレーが好きだ、ということをアピールしています」
フォーティーエイトFEは12月6日より、1300台限定で、全国の正規ディーラーにおいて予約販売を開始。メーカー希望小売価格(税込)はカラーによって異なり、ブラックが179万9600円、リーフブルー、ホワイトサンドパールが183万400円。2022年春より順次、納車予定。
フォーティーエイトFEは、日本で多くのユーザーに支持されてきたからこそ実現したモデルなのだ。
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