公開日: 2023/06/01
更新日: 2023/06/06
今回の「コレいい」は、Vespa GPに新設予定のオートマクラスを取り上げます。VespaGPというレースをご存知ですか? ハンドチェンジ式のミッションスクーターという異色のイタリアンスクーター・ベスパを用い、関東近郊のサーキットを転戦しながら行われるレースです。そのVespaGPに新設予定のオートマクラスです。なんだかちょっと面白そうじゃないですか? 改造箇所を絞ったレギュレーションにより、マシン製作の費用もグッと抑えられるので参戦しやすいところがポイントなのだとか。
具体的には現行ベスパのスプリント150、もしくはプリマヴェーラ150が対象となります。指定タイヤの装着がマストである以外、サスとパッドにマロッシ製なら装着可という簡単なレギュレーションを予定しているそうなんです。これなら中古で車両を手に入れて指定タイヤを履かせれば、あとは基本的な事(ワイヤリング、灯火類へのマスキング、スタンドを取り外すなど)をやるだけで参加OKなんです。確かにこれだけなら、レース参戦へのハードルはかなり下げられたと言えそうです。
いざ走り出してみてからレーシングスピードでの足回りや制動に不満が生じても、マロッシ製に限って交換が認められています。もちろんサーキット走行に必要な装備を揃える必要はありますが、これならユーザーにプッシュして、ショップを挙げて参戦してみるなんていうのも一考と言えそうです。
今シーズンから事務局の菊地さんがスプリント150で、実際にミッションスクーターと混走して多角的に検証しています。参加台数など、条件が揃えば来シーズンからクラスを分けていきたいと事務局は考えている様です。どうやらミッションスクーターで参戦中だったり、過去の参戦者の中にはオートマクラスが気になって、すでに車両を手配したり注文済みの人もいたりするそうです。
「まずは見に来て、興味を高めつつ、どんな事をやってるのかという情報も得ながら、参戦にむけて体制を整えていくのが良作だと思います。Webとかで情報を得て、いきなり始めちゃうのもありはありなんでしょうけど、それよりはまず見に来て、いろいろ情報収集しながら興味と気持ちを高めて参戦するのがオススメですね」と、事務局の菊地さんは言っています。何か気になる事、レースやマシン製作についての質問などがある場合は、お気軽に事務局の菊地さんまで問い合わせてみてください。聞けば、なんでも教えてくれちゃうみたいですよ。
……と言う事で、新しくスタート目前なオートマベスパによるレース。ショップを挙げての参戦について、ちょっと検討してはいかがでしょう?
Vespa GP事務局
TEL:03-3666-1778
Web:http://vespagp.com/
ELIMINATOR/SE専用で、フレームデザインをオマージュしたパイプレイアウトを採用して転倒時のダメージを軽減。左右セパレート構造により、マフラーを外さずにボルトオンが装着可能。左右連結ビームにより剛性もUP。φ25.4mmスチールパイプ製なので、クランプを介してアクションカメラなどの装着も可能です。
磁石を使わず簡単脱着でき、イージーロック(車種別アタッチメント/別売)を組み合わせて使用するタンクバッグ。グローブや500mℓペットボトル等を収納可能。上蓋裏のメッシュポケットとコードソリッドが付き、使いやすさと耐久性がアップして再登場となりました。
アルミ無垢素材から、繊細かつ丁寧な加工で削り出されたバーエンドプラグ。デザインはエッジの効いた幾何学模様「TECHNO」、レンガモチーフのブロックパターン「BRICK」、“江戸切子”モチーフのダイヤ形状「KIRIKO」の3種。ベースのブラックアルマイトに全5色のカラーアルマイトを組み合わせ、コントラスト際立つデュアルアルマイト仕上げになっています。
text:隅本 辰哉 Photo:隅本 辰哉/菊地 信康
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