公開日: 2024/09/30
更新日: 2024/10/04
1985年、シングル=クラシックというイメージを覆す、新時代のシングルスポーツ“ヤマハSRX4”がデビューした。ダブルクレードルフレームにトルクフルなSOHC4バルブエンジンを搭載。ボディデザインはスリムでスタイリッシュ、各部に美しく磨かれたアルミパーツを多用、量産車初のステンレス製エキゾースト、当時としては珍しいショートマフラーを採用するなど、メカニカルな機能美と本格的なスポーツ性を高次元で両立したモデルだった。
販売台数よりもエンジニアやデザイナーなど開発者の理念やこだわりを優先したSRX4は、レプリカに飽きていたベテランライダーを中心に大ヒットとなった。90年にはモデルチェンジでSRX400へ改名。モノサス&アルミスイングアームなどアップデート、唯一無二のコンセプトのSRXはさらに特別な存在となっていった。
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