公開日: 2025/01/31
更新日: 2025/02/04
出かける時、移動手段として何を使うか。クルマ? バイク? 自転車? 天気や距離、目的地や時間帯、その時の気分などによって様々だろう。どんな天気でもどこに行くにもバイクしか選ばないというのは、よほどのバイクが好きか、移動手段がバイクしかない人くらいなのではないだろうか。状況に応じて移動手段を使い分けている、という人がほとんどだろう。
そんな、実際の使われ方に近いと感じられる社会実証実験が現在、横浜市の「LIVING TOWNみなとみらい」で行われている。それが、『グリーン・マルチモビリティハブステーション(以下、グリーン・マルチモビリティ)』。同実証実験は、脱炭素化を目指す『Zero Carbon Yokohama』のほか、『横浜市都心臨海部再生マスタープラン』における『まちを楽しむ多彩な交通の充実』の実現に向け、四輪や二輪、つまりマルチモビリティのシェアリングサービスを展開している。
主催は、株式会社アットヨコハマ、日産自動車株式会社、一社Park Line推進協議会。後援や協力は、横浜市都市整備局、大成建設株式会社、神奈川トヨタ自動車株式会社、関内・関外地区活性化協議会、横浜市観光協会などとなっている。
これまでは、四輪や二輪、それぞれ別々の実証実験は各地で行われていたが、グリーン・マルチモビリティでは四輪のEV、電動アシスト自転車、電動キックボード、歩行領域BEV(免許不要)を用意。これまでにないシェアリングモビリティの種類や設置台数を完備した大規模なモビリティハブを設置。街の回遊性向上のほか、ウォーカブルなまちづくりの実現に向けた街の滞留性・快適性の向上を目指す新しい都市インフラの有効性について検証する。
四輪は借りた場所に返却するラウンドトリップ方式となっているが、二輪は乗りたい場所で借りて行きたい場所で返却することが可能となっている。
期 間:2024年12月21日(土)〜2025年3月23日(日)
実施時間:24時間
実施場所:LIVING TOWNみなとみらい
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