公開日: 2025/07/28
更新日: 2025/08/11
今回の“コレいい”第1弾は、まだまだ続く暑いシーズンをひんやりと駆け抜けるべく、リキッドウインドに注目です。夏を乗り切るための快適製品は様々ありますが、アールエスタイチの製品は独自方式を採用しているので「効果や違いをしっかりと知りたい」といった声が聞かれます。そこで今回もメーカーに突撃してきました!
まずは気になる製品開発の経緯と、製品化で配慮した点から。お聞きしたのは開発を担当したアールエスタイチのAさんです。「夏用メッシュジャケットでは暑さ対策として限界を感じているなか、年々過酷になる真夏でも快適にバイクに乗れる製品が必要であるとの思いから開発に着手しました」というのが経緯とのことですが、実は開発者本人がバイク乗車時に濡らしたインナーで暑さを凌いでいたことが、リキッドウインドのアイデアにつながっているのだとか。
ただ、インナーがすぐに乾いてしまって涼しさを維持できないという問題点もあったそう。Aさんによると「そこでバイクに乗りながらも水分を供給することができる装置を……という思いが今のリキッドウインドの出発点となったんです」とのこと。しかし水では雑菌による匂いや保管時のカビなどの問題があり、アールエスタイチでは開発に限界があったとも。
そこでギャッツビーなどを展開して豊富なノウハウを持つ化粧品メーカー・マンダムに企画を持ちかけ、いざ共同開発がスタート。成分の比率などを調整しながらテストを重ね、長時間にわたり清涼感が持続する液体の開発に成功。さらに消臭成分も配合することで、涼しいだけではなく快適性も実現したのです。
またAさんは「最新モデルは電動ポンプを採用しているため、ワンタッチで送水が可能となりました」と、リキッドウインドの進化についても教えてくれました。しかもオートマチック送水モードでは、高速道路走行中でもハンドルから手を放すことなく送水できるというので利便性も向上しているそうです。
最後に製品の独自性と優位性について尋ねると、「一番の独自性は専用液でインナーを濡らす手法です」と言います。この、ほかではあまり見られない手法により、長時間にわたって涼しく快適に走行することができる製品だというのがリキッドウインドの優位性であるとも。加えて涼しさ以外にも消臭や汗によるベタつき軽減という効果があるため、暑い時期に快適なライディングを楽しむのに欠かせない“コレいい”アイテムとして注目ですぞ!
RS TAICHI / LIQUIDWIND
仕上げたい方向性やセンスに違いこそあるでしょうが、カッコ良く愛車をカスタムしたいと考えるユーザーは多いハズです。同時に愛車がキズ付くのを防ぎたいと考えるユーザーもまた多いと言えます。そこでオススメしたいのが、どちらも叶えてくれるエンデュランス製エンジンスライダーだったりします。
そもそも転倒時に外装やエンジンへのダメージ軽減効果が期待できるパーツがエンジンスライダーです。ここではフレームスライダーも同義のパーツという括りとしますが、これらは車体を滑らせることで衝撃を分散・吸収して車体へのダメージを軽減させるというもの。これにドレスアップ要素を加味したものがエンデュランス製エンジンスライダーで、見た目的にも美しくドレスアップパーツとしての見映えも備えているのがポイントなんです。どうですか? プッシュし甲斐のありそうな“コレいい”アイテムとして、対応モデルを所有するユーザーに猛烈プッシュですね!
CBR400R/NX400用エンジンスライダーセット(ブラック/ゴールド)
●本体素材:アルミA6063 ●プロテクター素材:樹脂 ●本体仕上げ:ダブルアルマイト処理 ※車種別専用設計のためフィッティングパーツや取付ボルトなどを含めたセット内容、及び形状は、対応モデル毎に異なります(対応モデルは要確認)
ENDURANCE / オリジナルエンジンスライダーセット
レトロな車体イメージに違和感なく収まるGB350C専用の大型スクリーンKITをご紹介します。ポイントは大型なので防風効果が高く、高速走行時でもライダーの疲労を軽減して快適さを確保。なによりGB350Cの雰囲気にマッチする、シンプルでどこかレトロ感のあるルックスも◎でしょう。この夏のロングツーリングを計画しているなど、ツーリング志向の強いユーザーやデザイン重視派のユーザーにもオススメな“コレいい”アイテムです。
●スクリーン素材/カラー:ポリカーボネート/クリア ●ステー素材:スチール/マットブラック ●スクリーンサイズ:約370mm(ヘッドライト頂点部からの高さ)/約410mm(最大幅)
KIJIMA / WIND SCREEN KIT
GIVI製トップケースの中でお手頃な価格帯として人気の「モノロック」シリーズに、シリーズ初の汎用アルミケース/MATTERHORNシリーズが登場です。フタを閉めればロックが掛かる「プッシュダウンクローズ」システムを採用し、ボックス内側からの操作でなければ取付ベースからの脱着ができない防犯性の高い構造も魅力。アドベンチャー心を刺激する、タフなアルミBOXタイプというところもプッシュし甲斐がありそうです。
●素材:アルミ ●容量:39L、29L ●重量:5kg(39L)、4.5kg(29L) ●サイズ:390×449×292(mm/39L)、390×449×237(mm/29L) ●最大積載重量:3kg ●カラー:シルバー(MTN39A/MTN29A)、ブラック(MTN39B/MTN29B)
GIVI / MATTERHORNシリーズ
text:隅本 辰哉
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