公開日: 2024/02/02
更新日: 2024/02/05
カワサキZ400FXから始まった4気筒ブーム。80年にヤマハXJ、81年スズキのGSX400Fが登場し、残るはホンダのみ。いまかいまかと待ち受けるファン。満を持してデビューした『スーパーマルチ』CBX400Fにホンダファンは熱狂した。
新設計のDOHC・16バルブ・4気筒エンジンは当時クラストップの最高出力48psを発揮。さらに、世界初となるインボードタイプのディスクブレーキを搭載、トルクセンサー型アンチダイブ機構(TRAC)も備えられていた。リアには量販車初となる中空アルミキャストフォーク、サスペンションはホンダ独自のプロリンクを採用、各所にホンダの最先端技術が注ぎ込まれていた。他社ライバルを圧倒する性能から爆発的な売り上げを記録。40年過ぎた今もなお中古市場で熱い支持を受けている、400cc屈指の人気モデルとなっている。
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