公開日: 2024/03/20
更新日: 2024/03/26
ホンダは3日1日、モビリティリゾートもてぎ(栃木県)内にある「ホンダコレクションホール」をリニューアルオープンした。前日の2月29日には事前内覧会が開催され、生まれ変わった展示場の見学および、宮城光さんによる「RC166」と「RA272」のエンジン始動パフォーマンスが披露された。
ホンダコレクションホールは1998年、ホンダの創業50周年を記念して設立された博物館。バイクやクルマだけでなく、パワープロダクツやヒューマロイドロボット「ASIMO」など、あらゆるホンダ製品が展示されている。
リニューアル以前は、バイクやクルマ、レーシングマシンといったカテゴリーごとにフロアが区分けされていた。けれども、今回は展示内容を創業から現在まで、時代ごとに分けたフロア構成へと変更。ホンダの製品や活動を通じて、“夢と挑戦の物語”体験できる施設へと進化を遂げ、創業期からいまもなお流れ続けるホンダのアイデンティティを体感することができる。
エントランスには、ホンダの2000年以降の大きな挑戦の象徴として、ジャパンモビリティショーで展示された「ホンダジェット エリートII」のモックアップを新たに設置。さらに、新たなコンテンツとして、ホンダの製品や活動の歴史を自身のスマホとイヤホンで追体験できる「音声ストーリーガイド」も用意している。
この他、2階と3階にある渡り廊下では、年3回の大型企画として、ガーレジコレクションも展開。3月1日〜6月30日までの4ヶ月間は、パート3まであるCBヒストリー展のパート1を開催している。さらに、モビリティリゾートもてぎで開催されるレースイベントに合わせたコレクションも企画。常設展示“夢と挑戦の物語”と一緒に、ホンダ製品の魅力を間近で体感することができる。
リニューアルが行われたホンダコレクションホールについて、プロジェクトリーダーを務めた本田技研工業の朝日嘉徳さんは次のように述べた。
「大型モニターのある3階のエリアでは、過去の製品の展示に留まらず、これからのホンダの夢と挑戦を発信していきます。ホンダブランドの発信拠点の1つとして、コレクションホールは今後も進化をさせていく予定です。皆様の来場を心よりお待ちしています」
人気記事ランキング