日本バイクオブザイヤーカワサキ

日本バイクオブザイヤー大賞を「Ninja ZX-25R」が受賞。新設の電動部門では「PCX e:HEV」が最優秀金賞を獲得

公開日: 2021/12/17

更新日: 2022/09/06

日本二輪車文化協会(吉田純一会長)は12月15日、都内のホテルで「日本バイクオブザイヤー2021」を開催した。

当日は、自由民主党オートバイ議員連盟の逢沢一郎会長や日本維新の会オートバイ議員連盟の石井章事務局長、全国オートバイ協同組合連合会の大村直幸会長などの二輪業界関係者ら160人以上が参加した。

日本バイクオブザイヤーは、2018年よりスタート。WEBでの一般投票と選考委員の投票による合計ポイントによって、各部門賞と大賞を決定する。今年は「Ninja ZX-25R」が大賞に輝いた。また、4回目の開催となった今回より、新たに電動部門を新設。最優秀金賞は「PCX e:HEV」、金賞は「GYRO e:」と「E-Vino」が獲得した。各部門の受賞結果は下記の通り。

日本二輪車文化協会の吉田純一会長は、次のように挨拶を述べた。

「楽しい乗り物である二輪車は災害にも強く、阪神淡路大震災や東日本大震災でも大活躍し、テレビ・ラジオ・新聞・週刊誌などで取り上げられたのも記憶に新しいことだと思います。これからも、二輪車文化をしっかりと日本に根付かせ、バイクに乗る乗らないに関わらず、多くの人にキチンと認知、注目されように、みんなで考えていきたいと思います」

「Ninja ZX-25R」が日本バイクオブザイヤー2021大賞を受賞

カワサキモータース株式会社技術本部第一設計部「Ninja ZX-25R」開発リーダーの山本哲路さん
多くの方に「Ninja ZX-25R」を体感していただき、期待に応えることができた結果として、このような名誉ある大賞を受賞することができたと思っています。この喜びを、同モデルに関わる全ての方々と共有したいと考えています。今後も、「Ninja ZX-25R」のように“Fun to Ride”を感じていただけるモデルを開発していきたいと思っております。

各部門の受賞車種は以下の通り

原付部門
◎最優秀金賞:HONDA「GROM」
〇金賞:SUZUKI「GSX-R125 ABS」、HONDA「PCX」

軽二輪部門
◎最優秀金賞:KAWASAKI「Ninja ZX-25R」
〇金賞:YAMAHA「SEROW250 Final Edition」、HONDA「CRF250L」

小型二輪部門
◎最優秀金賞:SUZUKI「Hayabusa」
〇金賞:HONDA「GB350」、YAMAHA「SR400 Final Edition Limited」

外国車部門
◎最優秀金賞:HARLEY-DAVIDSON「Pan America1250 Special」
〇金賞:KTM「890DUKE」、DUCATI「モンスター」

電動部門
◎最優秀金賞:HONDA「PCX e:HEV」
〇金賞:HONDA「GYRO e:」、YAMAHA「E-Vino」

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


二輪自動車整備士の講師が教えるバイクメンテ教室! ~ブレーキ編~

日常点検、皆さんやられてますか? 危険なトラブルの早期発見になる非常に重要なことです。今回は【ブレ...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


2023年1月より電子車検証導入。二輪業界では、何がどう変わる?

来年1月、車検証が電子化される。二輪業界では何がどう変わるのか、販売店やユーザーのメリットは何か。...


「W230」「MEGURO S1」足つき比較インプレ! 250ccレトロスポーツ遂に発売!

11月20日に発売が決まったカワサキ「W230」「MEGURO S1」! 今回はBDSテクニカルスクールの井田講師とBD...


バイク希望ナンバー制、令和8年度導入へ

クルマには既に導入されているが、バイクへの導入は見送られていたナンバープレートの『希望番号制度(...


電気自動車のタイヤ消費、ガソリン車の4〜5倍!? 摩耗スピードが早い理由とは?

最新テクノロジーやデジタル社会に関連するニュースを扱うメディアサイト「ギズモードジャパン」は1月29...


保有台数や世帯普及率に見る二輪業界の現状

新車供給が8~9割の水準に回復したことで、中古車相場も適正化に向かい始めた。その結果、コロナバブル...


カワサキモータースジャパンインタビュー。二輪メーカー初の女性社長、桐野英子氏の原点はGPX250R

初の女性社長、自らもライダー、H2の企画担当、8年間のフランス勤務経験・・・。話題性が豊富なだけに注...


『APtrikes250』のプロトタイプ公開、発売は今秋。正規販売店募集も近日中に開始予定!

普通自動車免許で乗ることができ、3人乗車も可能で車検も不要な、クルマとバイクの『いいとこどり』の乗...


SE Ranking