公開日: 2022/10/18
更新日: 2022/10/18
益々盛り上がるキャンプブームの最中、真っ先に準備したいキャンツーグッズの筆頭がテントと大型バッグです。そこで先ごろ行われた「BDSバイクセンサー真夏の祭典」のアウトドアビレッジコーナーに出展していた、アウトドア&バイク用品のトップランナーである3社に聞いてみる事に。一体どんな話が聞けるのか、なんだか気になっちゃいますよね!
キャンツーで準備したいグッズの筆頭は、やはりテントと大型バッグ。やりたいことは人それぞれでも、キャンツーを楽しむなら「テント泊」と「道具の積載方法」はマストであって例外はありません。だから準備したい筆頭アイテムなんです。
そこでどうせなら、テントと大型バッグの最適解をメーカーに尋ねてしまおうという結論に至りました。話を聞けたのはデイトナ、タナックス、キャンパルジャパンの3社。いずれも「BDSバイクセンサー真夏の祭典」のアウトドアビレッジコーナーへの出展メーカーです。
今回はテントと大型バッグの最適解を探りたいので、デイトナ&タナックスには大型バッグについて。そしてキャンパルジャパンにはテントについて、それぞれに聞いてみました。どうやらテントメーカーでは積みやすくするためにコンパクト化と軽量化を命題としつつも、生活しやすさとのバランスも重要視していると言えそうです。
バッグメーカーでは、個々に必要とするものを残さず積めるだけのサイズバリエーションを設け、さらに拡張機能などによってニーズ( 荷量)に対応するという考え方をしています。
決して「この車両にはこのバッグ」とか「キャンツーはこれで大丈夫」と、決めつけたりお勧め製品に誘導したりということはありません。個々に異なる荷量であることを理解して、それらを飲み込んで対応していこうという様に感じられました。
つまり最適解はどういったキャンプをしたいのかという「自身のスタイル」を確立し、そのための装備を揃えることだと言えそうです。装備が決まればバッグの大きさも確定するワケですしね!
ソロキャンプツーリングに照準を絞り、新製品を中心に展示していたのがデイトナです。「世にある用品の中で、バイクへの積載を考えてサイズや重量が考慮された製品というのは、実は少ないんです」というところで、46コンセプトの展開に注力しているとのこと。
これは椅子にしてもテーブルにしてもテントにしても、仕舞寸法を46cm以下とすることをさしているのだとか。そして、そういうサイズのキャンプ道具も、しっかりと収納&積載できるバッグまで含めたラインアップとすることで、ライダーのキャンツーを支援していこうというのが46コンセプトなんだそうです。
ただし積みたい量は人それぞれ。なので荷量に合ったバッグを選ぶとか、必要に応じて拡張させるという使い方を推奨していると言います。また、その拡張方法も様々用意されていて、バッグ自体の幅が広がるタイプもあれば、バッグの上にバッグを装着することができたり、ポーチ類を装着できたり、パルステープ部にDカンやカラビナを使って小物を吊り下げることが可能なタイプまでと幅広くラインアップされています。
様々な車両に様々なバッグの装着状態をビジュアル化して、自社製バッグのアピールに努めていたのがタナックスです。
通常のイベント展示では、それが東京モーターサイクルショーのような大きなイベントであっても、1台だけの展示であることが多いのだとか。なので、この日は展示バリエーションの多さによる積載イメージの掴みやすさも手伝って、ユーザーの車両毎に安全な取り付け方の提案までレクチャーする念の入れようだったのが印象的でした。
実際、ユーザーは自分のバイクで出かけたいのだし、自分の中で持って行きたい物も決まっています。なのでタナックスでは「あらゆるニーズに対応しやすいよう、当社製品は汎用としています」というのが方法論の一つ。
つまり積載重量などの制約は守りつつ荷量に合わせたバッグを選んでもらい、確実な装着のための接続ベルトや、底部を柔らかくしてシートやテールカウルの複雑な形状に馴染ませる。そして、しっかりとグリップさせて固定することでライダーのキャンツーをサポートしているそうです。
多くのライダーがキャンツー用テントをチョイスしていることでも知られるogawa。そのogawaブランドを展開するのがキャンパルジャパンです。
今回は“実際に触れてもらう”をテーマに展示を行い、興味を持ってもらえたら体験(可能な製品であればということですが)を目的に、取り扱い店舗などへ足を運んでもらいたいというのが狙いなのだとか。またキャンパルジャパンではキャンプ場もオープンしたということで、そのPRも兼ねているそう。
キャンプ場に関する情報は、興味があればホームページなどでチェックしてみてください。ライダーに勧めたいテントについて尋ねると、「軽さとコンパクトさを重要視」されることが多い印象らしく「ちょっと上級者向けとなってしまうのですが、Tasso ULなら付属品込みで1.44kgなのでチャレンジしてもらいたいです」とのこと。
それと今年発売されたばかりのHoz-STなら、インナーテントがあって生活しやすく快適な上、インナーテントを付けたまま畳めるので、設営と撤収が凄いラクというメリットもあるそうです。
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