公開日: 2024/07/29
更新日: 2024/08/01
1983年、ホンダは60年代の英国のロードレースバイクのスタイルを継承したGB250クラブマンを発売、乗りやすさとレトロスタイルから人気モデルとなった。2年後、ホンダは同スタイルの大排気量モデルGB400TTをリリースした。
オフロードXR500Rをベースとした空冷4ストSOHC単気筒4バルブエンジンを搭載。大口径のシングルキャブレーターの採用などにより、中低速の力強い加速と1本マフラーによってビッグシングルらしい排気音を実現。フェンダーとサイドカバーは鉄製、ハンドルはジュラルミン製、ヘッドライトとウインカーのステイやリムはアルミ製にするなど、まさにクラシカルスタイル。また、ライバル車のSR400はキックのみだがGB400TTはキックとセルを併用。ホンダらしく幅白い層に受け入れられるモデルとなっていた。
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