公開日: 2025/03/13
更新日: 2025/03/26
レーサーレプリカブームが続いていた80年代の終盤、カウルを外したネイキッドと呼ばれるスタイルが登場。ホンダからCB1、カワサキからゼファー、そしてスズキからバンディットがデビューした。
目を引くのが鋼管丸パイプを使用したダイヤモンド型フレーム、切ったハンドルがぶつからないようにヘコんでいる独特な形状のタンク。美しい曲線のエキゾーストパイプなど、造形美を追求したモデルだった。最新鋭の最高出力59PS。DOHC4バルブ水冷直列4気筒エンジンを搭載。おしゃれなデザインだけでなく高いスポーツ性を備えていた。ハンドルはセパレートとアップハンドルの2種類用意。1990年にはロケットカウルのリミテッド、91年にはVCエンジンのVなどのバリエーションを展開し、一定の支持を獲得。90年代のスズキを象徴するネイキッドモデルとなった。
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