公開日: 2024/09/25
更新日: 2024/10/01
愛知オートバイ事業協同組合(AJ愛知)は8月21日、名古屋市内のホテルで「長坂和夫氏黄綬褒章受章を祝う会」を開催した。
長坂氏は愛知オートバイ事業協同組合理事長をはじめ、全国オートバイ協同組合連合会副会長、日本二輪車文化協会理事など、様々な団体の要職を歴任し、長年に渡り業界の発展に寄与してきた。その功績が認められ、2024年春の叙勲で黄綬褒章受章の栄に浴した。
会には自民党・工藤彰三衆議院議員、公明党・安江伸夫参議院議員ほか多数の議員が出席。また、二輪業界からは、全国オートバイ協同組合連合会・大村直幸会長、オートバイ政治連盟・吉田純一会長、愛知オートバイ事業協同組合・石川義康理事長をはじめ、各単組の理事長・副理事長らが駆け付け受賞を祝った。
褒章受章の挨拶で長坂氏は、受賞に対する感謝の意を表したうえで、次のように語った。
「現在、組合数は47都道府県中42を数えるまでに拡大しました。また、ライダーに楽しく日本全国をツーリングしていただきたい、との願いからオートバイ神社を創建し現在、その数は30を超えました。最終的には200を目標にしています。私は二輪業界の先行きより、日本という国があらぬ方向に向かっている気がしてなりません。20年、30年先も世界から信頼される国でありたい。その辺りを念頭においたうえで、オートバイのことを考えるべきなのだと感じています」
長坂氏らしい深みのある言葉で挨拶し、参加者を魅了した。会終盤には、長坂氏のお孫さんより花束の贈呈が行われるなど、終始和やかな雰囲気で進行し、約2時間の宴は幕を閉じた。
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