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ドゥカティ初の単気筒エンジンを搭載した公道走行用モデル「ハイパーモタード698モノ」

公開日: 2024/10/28

更新日: 2024/11/07

複数のライダーに、いくつかの質問をしてみた。一つ目は『単気筒のバイクのイメージは?』。返ってきたのは「ドコドコ感」「のんびりツーリング」など。中には、「カフェレーサー」もあったが、基本的にはゆっくり走ってエンジンの鼓動感を楽しむといったものが多かった。次に聞いたのは『ドゥカティのエンジンといえば?』。これは全員が「Lツイン」。

ドゥカティというと、L型ツインエンジンの印象が圧倒的に強く、単気筒エンジンを思い浮かべる人はほぼいないだろう。しかし、過去には市販レーサーだが、単気筒エンジンを搭載したモデルもあった。そして、今年9月14日、公道走行用としてドゥカティ初となる単気筒の『スーパークアドロ・モノ・エンジン』を搭載した『ハイパーモタード698モノ』が日本で発売された。

それは、バイク仲間たちがイメージしたような、鼓動感を楽しみながらゆっくり走るというモノではない。『1299パニガーレ』に搭載されているL型ツインの1285㏄『スーパークアドロ・エンジン』から派生した、まさに『ハイパー』な単気筒モデルだ。最高出力は77.5ps/9750rpm、最大トルクは63Nm/8000rpm。リミッターの設定は10250rpm。このエンジンを搭載した車両重量はわずか151kg(装備重量/燃料除く)。

電子制御においても、『パニガーレV4』に搭載されているシステムを多数採用。ライディングモードは『スポーツ』『ロード』『アーバン』『ウェット』の4つがあり、路面状況やライディングスタイルに合わせた選択が可能となっている。これらにより、卓越したテクニックを持つライダーだけではなく、経験の浅いライダーでもモタードの走りを楽しむことができる。

現在、ハイパーモタードにはL型ツインエンジンの『ハイパーモタード950』シリーズもラインアップされているが、単気筒エンジンを搭載しているのは『ハイパーモタード698モノ』のみ。ドゥカティと単気筒モデルのイメージを大きく変えそうな1台だけに、どのようにユーザーに受け止められていくのか楽しみだ。

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