公開日: 2024/12/24
更新日: 2025/01/09
既存のガラスコーティングを凌駕する超撥水&渇水性能。高硬度で柔軟性をもち、樹脂パーツやシートにも使用可能。さらに耐熱温度は1200℃、ほぼ無臭で環境にも優しい。高級車から派生した新時代のバイク用ガラスコーティングを、バイク雑誌等で活躍する「采女華」の愛車CB750FBで検証。
ガラスコーティングと一口に言っても、各社様々なアプローチがなされており、ユーザーは少々困惑していると思われる。高額な輸入車、完璧なレストア車を購入しても、その日から各部の劣化は始まる。オーナーとしては、なるべく愛車の輝きを維持したい、という願いを抱いて当然だ。
モデルの采女華もそんな思いを抱いているライダーであった。完璧にレストアしたピカピカのCB750FBの輝きを維持する為に試行錯誤の日々。今回、名古屋のMagivell(マジベル)という「環境に優しく効果絶大のガラスコーティング」に大きな期待を抱き愛車に施工することに決めた。
名古屋市天白区に位置するマジベルのファクトリー。普段はスーパーカーも施工されるが、コーティング専用のガレージは完全クローズド空間。バイク1台を施工するにはとても贅沢な空間だ。マジベル代表の岩本庄司さんは、全く新しいガラスコーティング剤「マジベル セラミックR・G・C」の立案者であり、ビンテージバイクの販売や四輪事業などを幅広く手掛けている。
「とにかく施工している人達が有機溶剤、つまりシンナーや石油系を一切吸わないから安全なんです。そういうものを提供したかった。本当の意味でお客様が喜びを実感するのは3年後、5年後なんです。僕は未防と予防(未然に防ぐ、備える)と言うんですけど、そういうビジネスをやりたかった。マジベルとは『マジックベール』つまりマジックで包むという意味です」
マジベルは高級自動車をターゲットに開発された。ボディに付着した虫などを無理に剝がそうとすると、ボディに傷がついてしまう。圧倒的な被膜と撥水性で守れば、水で洗い流すだけで簡単に輝きを何年も維持することができる。そして重要なのが内装、つまりシートやハンドル周辺などの体に直接触れ得る部分。マジベル セラミックR・G・Cは先述の通り、有機溶剤を一切使っていないので無臭・無害。更に柔軟性を持っているのでレザーシートは勿論、クルマの室内に安心して使用することができる。
「例えば僕が別の仕事で扱っているビンテージバイク。50年も前の車両をレストアしてお客様に収めています。そんなバイクを今の段階でしっかりとコーティングしておけば、更に50年後に歴史的名車を残すことができると思うんです。僕は見ることはできないんでけど(笑)」
このマジベルセラミックR・G・Cは、あらゆる劣化の進行を遅らせるという効果がある。つまりビンテージなどの味のある塗装劣化を現時点で留め置くこともできるのだ。
作業はまず徹底的な洗車と脱脂からスタート。油分や汚れにはコーティングできないので、今回のサンプルのように綺麗な車両であっても1時間半を要した。更に下地となる外装の傷消しとバフ掛けに1時間半。もう一度洗車・脱脂・乾燥。これらの作業時間はベース車の状態によって大きく変わる。
実際のコーティング作業には2時間、噴射装置を用いずに外装はスポンジ、細かなブレーキキャリパーなどは綿棒なども用いる。全行程はトータルで6時間強を目安にしていただきたい。更に施工後12時間は走行禁止、完全硬化までは48時間を要する。
コーティングを終えた愛車を見た采女華は、その輝きにただただ感動。
「これまでタンクにプロテクションフィルムを張ったりして保護していたのですが、できない部分もあり心中穏やかじゃありませんでした。でも今回は摺動部以外全てコーティングされて、何とも言えない気分です。それにこの輝き、写真でどれだけ伝わるか不安ですが、まるでスーパーカーのようなボディに感激です」
二輪の基本料金は12~15万円を設定。マジベルではマジベル セラミックR・G・Cを施工する加盟店を募集している。高額なモーターサイクルの顧客満足度向上に、環境に優しい高性能ガラスコーティング「マジベル セラミックR・G・C」の導入を検討されてはいかがだろうか。
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