公開日: 2025/03/13
更新日: 2025/03/18
ヤマハは3月13日、カフェスーパーレーサー(東京都港区)で「XSR900 ABS」2025年モデルのプレス発表会を開催した。
2025年モデルは、先代モデルを保有したことがあるユーザーの声を反映させつつ、高い評価を得ている走行性能やハンドリング性能などは大きく変えずにブラッシュアップを実施。メーターが見にくいという意見を踏まえて、視認性を高めた「5インチTFTディスプレイ」を新たに採用。
さらにシートが硬いという声を反映し、段差を緩くするとともにクッションの硬度を落とすことで柔らかくして快適性も向上させている。シート高は815mmと先代モデルから5mm高くなっているが、足を降ろした時に当たる角を落としたり、リアサスペンションのセッティング、リンクのレバー比を変更。これらにより足つき性は、社内で先代モデルと同等か、それ以上になったと評価されたという。
また、2025年モデルは「セラミックアイボリー」という日本限定カラーを設定。この理由について、プロジェクトリーダーの橋本直親さんは次のように語った。
「個人的にヤマハはあまり日本市場を見ていない、という声を耳にすることがあります。我々は決して日本市場を疎かにしてないことをしっかりと示したかったからです」
さらに、カジュアルなカラーとしたことについては、ファッショナブルなイメージをXSR900に持たせることで、より多くの方に検討していただきたいから、と説明した。
メーカー小売希望価格(税込)はカラーによって異なり、シルキーホワイトとブラックメタリックXは132万円、9月30日までが受注期間となっているセラミックアイボリーは135万3000円。4月14日より販売を開始する。
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