公開日: 2025/04/24
更新日: 2025/05/12
1953年、『川崎機械工業』による二輪車用エンジン『KE-1』の生産・販売から始まったカワサキのモーターサイクル事業。今では90以上の国と地域で同社のモーターサイクルが販売されている。モーターサイクル事業のスタートから70年となった2023年9月26日、『Kawasakiモーターサイクル70周年』記念事業の第1弾として、兵庫県神戸市にあるカワサキワールド(神戸海洋博物館内)で『モーターサイクル事業70周年特別展示“70Years of Good Times”』がスタートした。
この特別展示はカワサキが歩んだ70年の中で、時代や節目ごとに当時の代表的なモデルとともにトピックを紹介するというもの。すでに第3弾まで終了しており、今年4月1日(火)から9月28日(日)まで第4弾が開催されている。
今回、焦点を当てて紹介されているのは『1980年代を中心とした日本市場』。コロナ禍でバイクが人気となったが、1980年代はそれを遥かに凌ぐバイクブームで、今も高い人気を誇るような、たくさんの名車が生まれた時代でもある。今回の展示では、その時代を若者たちと駆け抜けたカワサキのモデルが5台展示されている。
これまでの第1弾から第3弾で取り上げてきた主な展示車両は、第1弾が1960〜1970年代のアメリカ市場で『J1』『650-W1』など。第2弾が1970〜1980年代のアメリカ市場で『KZ900LTD』など。第3弾が1970〜1990年台の欧州市場で『GPZ600R』『ZZR1100』などとなっている。
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