HARLEY-DAVIDSON足つきインプレ小林ゆき竹川由華動画

2025新型Harley-Davidson「ローライダーS」足つきインプレ!

公開日: 2025/05/06

更新日: 2025/05/14

2025年1月より発売された新型ハーレーダビッドソン、ローライダーS! ミルウォーキーエイト117「ハイ・アウトプット」エンジンが新たに搭載され、スポーツライディングを楽しめるようになった1台を、バイクジャーナリスト小林ゆきとBDSバイクセンサーイメージガール竹川由華が足つき&試乗インプレを行いました!

竹川由華「ローライダーS」初乗車!

竹川由華「ローライダーS」初乗車!
竹川由華「ローライダーS」初乗車!

小林―――こんにちは。バイクジャーナリストの小林ゆきです。

竹川―――皆さんこんにちは! BDSバイクセンサーイメージガール竹川由華です。よろしくお願いします! 今回ローライダーSに初めてまたがります。すごく重量感がある見た目で車体を起こせるかっていうところから不安なんですけど早速足つきインプレしていきたいと思います!

私は身長162cmで、ローライダーSはシート高が715mmとなっています。サイドスタンドが付いたままだともちろんべた足ですね。車体を起こしますが、難なく起こせました!ハーレーなので重心は下にあって重量はすごく感じるんですけど、私でも簡単に車体を起こすことができました。

小林―――スペックをチェックしたら装備重量なんと300kgオーバー。

竹川―――300kgですか!? だけどすっと起こせましたね。私でも起こせるので男性の皆さんは軽々じゃないかと思います。車体を起こした状態でも両足べた足で、膝も少し曲がっています。ステップの踏み変えも楽々ですね。サイドスタンドはやっぱり慣れないのでちょっと不安があるんですけど・・・・・あ、大丈夫ででした! ツノが付いているので払うのは簡単です。だけど、出す時に上からだと見にくいので場所を覚えるまで迷っちゃいますね。

300kgオーバーでもなんとかなる!

300kgオーバーでもなんとかなる!
300kgオーバーでもなんとかなる!

小林―――ではせっかくなので私もまたがってみたいと思います。身長は一応160cmと言っていますが縮んでそれより小さいかもしれません。そして手足が短めです。またがってみると、やっぱり715mmなので足はもちろん付きます。私は腕も短いんですけれども、ローライダーSに関してはハンドルがそんなに高い位置ではないし、幅は広いんですけど手前に引けているので、少し前傾するような感覚がありますね。由華ちゃんは腕も長いから自然なポジションだったけどね(笑)

ではバイクを起こしますが、やっぱり力をしっかりかけなきゃいけないですね。足つきはサイドケースが出っ張っているので、両足だとつま先つんつんぐらいな感じですね。足の親指の付け根は着いていていないです。

足の踏み変えは、シートが丸くて結構楽です。あとサイドスタンドもつま先がちゃんと届くのでしまえるし・・・・。つま先は本当にいなくなっちゃうね!(笑)

竹川―――ちょっと見えにくいんですね。

小林―――でも覚えれば大丈夫。私たちぐらいの体格でも重さに慣れてしまえばなんとかなりますね。

エンジンの鼓動を残しつつ、体を疲れさせない絶妙チューニング

エンジンの鼓動を残しつつ、体を疲れさせない絶妙チューニング
エンジンの鼓動を残しつつ、体を疲れさせない絶妙チューニング

小林―――さっき短い時間で私だけ試乗してきたんですが、エンジンはミルウォーキーエイト117という1番大きい1923ccが搭載されています。2024年に兄弟車に試乗したんですが、そこからさらにパワフルなエンジンに変更されたということで不思議な感じがありました。2気筒でエンジンのドコドコ感が楽しいんですが、その振動がハンドルに全然来ないんですよね。

竹川―――突き上げの振動は感じるけど、腕は疲れないってことですか!?

小林―――その通りでございます! 本当にひたすら下回りの音と、シート辺りからのドコドコ感ということで高速走行に適したようなチューニングがされているのかなと思いました。ハーレーダビッドソンはめちゃくちゃ大きい車種から普通二輪免許で乗れるXシリーズまでいろいろありますけれども、これだったら女性や小柄な方でも何とかなるのかなという気がいたしました。

竹川―――私、本当に力がなくて箸より重たいものを持てないんですけど(笑)、私でもしっかり起こせたしポジションもちょうど良かったので、次回時間があったらぜひ試乗してみたいです!

小林―――ということで今回はハーレーダビッドソン「ローライダーS」足つき&試乗インプレをお伝えしました。ありがとうございました!

【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
◎小林ゆきブログ
◎X(Twitter)
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【竹川由華さん略歴】
滋賀県出身のアイドル。愛称はゆうかりん。第二回サンスポGOGOクイーン審査員特別賞受賞。バイク好きの両親の影響で、自身でもツーリングに行くバイク女子。愛車はGPZ750・CBR250RR。2022年3月「BDSバイクセンサー」のイメージガールに就任。バイク好きアイドルとして活動の幅を広げている。
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エンジンの鼓動を残しつつ、体を疲れさせない絶妙チューニング



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