ツーリングイベント

モトツアーズジャパン、人気のツーリング企画を今年も開催!

公開日: 2022/03/31

更新日: 2022/09/06

様々なツーリング企画を実施するなど、バイクのツーリングに特化した旅行会社「MOTOTOURS JAPAN」はこの春、「女性ライダーの公道デビュー&リターンを応援するバイクツアー」と「新緑をドゥカティで行く!北軽井沢ツアー」を開催する。いずれも初開催ではなく、女性ライダーツアーは2年連続、ドゥカティツアーは3年連続して行われる人気企画だ。

公道走行やバイクに不慣れな女性ライダーが安心して参加できるサポート体制

バイクの免許は持っているけど、バイクは持っていない。でも、たまには乗ってみたいけど、維持費や保管場所の問題があるし…という人に最適なのが、レンタルバイク。この、レンタルバイクを利用した様々なツーリング企画を実施しているのが、「MOTOTOURSJAPAN株式会社(以下、モトツアーズジャパン)」だ。同社は「レンタル819」を運営する「株式会社キズキレンタルサービス」を含む、キズキグループの企業の一つ。だからこそ、レンタルバイクを利用したツーリング企画も強い。

モトツアーズジャパンが4月に実施するのが「女性ライダーの公道デビュー&リターンを応援するバイクツアー」。文字通り、女性限定で行われる一泊二日のツアーとなっている。初開催は2021年10月で、今年が2年目の開催となる。

「コロナ禍の中、二輪の免許取得者が増えたことが企画の発端です。その人たちに、長くバイクに乗り続けられるような機会をご提供する目的で始めました」(モトツアーズジャパン)

今年は、4月から10月までの期間、2つのレベルに分けて4回のツアーが行われる。

4月に実施されるのは、レベル1。公道デビューする人や、ブランクのある人がコアターゲットとなる。開催日は4月23日(土)~24日(日)。最少催行人数は5名で定員は6名。申込締切は4月7日(木)。料金は5万4800円。この中に、レンタルバイクと規定のバイク保険、宿泊料金、食事代などが含まれる。

このツアーにはアテンダントやサポートカー、女性スタッフが同行。また、プロテクター類のレンタル、立ちごけ補償への追加加入もできるほか、事前に車両選びや安全装備などにもアドバイスをしてもらえる。バイクに乗ることや公道走行に不安がある女性ライダーでも、安心して参加することができる。

参加者は新規免許取得者に限らず、リターンライダーもいる。

「以前乗られていて、子育ての間は一時中断。20年ぶりにお乗りになり、『ブレーキレバーはどっちだっけ?』という方もいらっしゃいました」(同)

参加者からは以下のような声が届いているという。

「参加者がみんな同じようなレベルの人たち。不安な気持ちを共有できたことが嬉しくて、ヘルメットの中で泣きました」
「サポート体制がしっかりしているので、安心して参加できた」

モトツアーズジャパンでは、ツーリング後にアンケートをとっており、今後の参加意向を尋ねた結果も教えてもらった。

「ほぼ全員の方に『これからもまた参加したい』と答えていただけました」(同)

憧れのバイクでツーリング」という夢を叶えるツーリングプラン

もう一つ、紹介したいツアーがある。それが、5月14日(土)~15日(日)に開催される「新緑をドゥカティで行く!北軽井沢ツアー」。これもまた、文字通り、ドゥカティで北軽井沢にツーリングしようというものだ。

「キズキグループにはドゥカティディーラーがあります。そのユーザーの方に乗る機会をご提供するために企画しました」(同)

もちろん、この企画にもモトツアーズジャパンの強みが活かされている。ドゥカティを所有するユーザーのほか、ドゥカティをレンタルしての参加も可能なのだ。バイクを所有し、ツーリングを楽しんでいるライダーでも、「たまにはほかのバイクを試してみたい」「憧れの、あのバイクに乗ってみたい」と考えることもあるだろう。その思いや夢を叶えるツアーでもある。

料金は4万2000円~13万2000円(1名様1室利用・おとな1名様あたりの基本料金)。この中に、レンタルバイクと規定のバイク保険、宿泊料金、食事代などが含まれる。また、このツアーにもアテンダントやサポートカーも同行するので、安心だ。

「自分で宿泊先の手配などをしなくていいのでラク」
「この道で合ってるかな?とか考えずに済むので、走りを楽しめる」


などの声が参加者から届いているという。

さて、2つのツアーを紹介したが、いずれも初開催ではなく、女性ライダーのツアーは2年目、ドゥカティのツアーは3年目。つまり、継続して開催するだけの需要があるツアーということになる。ただ、これらはバイクツーリングに特化した旅行会社ならでのはノウハウがあるからこそできることで、これを販売店がやろうとしても難しいだろう。しかし、どういうツアーに人気があるか、どのようなスケジュールで開催されているかは、大いに参考になるはずだ。

URL:https://www.mototoursjapan.com/ja/event2022/debut/2204_debut.html




ツーリング関連記事一覧イベント関連記事一覧

人気記事ランキング

50cc時代に幕。2025年4月1日、『新基準原付』スタート!

道路交通法施行規則が改正され、4月1日より適用される。これにより、原付一種にしか乗れないユーザーで...


【トップインタビュー】ハーレーダビッドソン ジャパン 野田 一夫 代表取締役

2022年、ハーレーは登録台数において1万台突破という大きな実績を上げた。これは過去6年間における最高...


電動スクーター「EM1 e:」発表、補助金利用で30万円を大きく下回る価格を実現

ホンダはバッテリーEV「EM1 e:」を8月24日に発売すると発表した。これは、法人向けではなくパーソナルユ...


2023年1月より電子車検証導入。二輪業界では、何がどう変わる?

来年1月、車検証が電子化される。二輪業界では何がどう変わるのか、販売店やユーザーのメリットは何か。...


原付免許の定義が変わる!? 現在検討中の法改正について詳しく解説!

法改正で原付免許の定義が変わるかもしれないといった話題が、最近インターネットで出ていたのをご存じ...


川崎重工から独立分社化し「カワサキモータース」発足。2035年までに先進国向け主要機種の電動化を完了

川崎重工業株式会社は10月1日、「モーターサイクル&エンジンカンパニー」を分社化し、カワサキモーター...


ヤマハ「XSR900」試乗インプレ!でっかいけど足つき良好!

バイクジャーナリストの小林ゆきさんが、2022年にフルモデルチェンジを行ったヤマハXSR900を試乗インプ...


2023年新車国内出荷台数 ~原一、10万台を割り込んだが原二の躍進で37万9800台と前年比3.0%のプラス~

2023年の新車国内出荷台数は国内4メーカー合わせて37万9800台(速報値・二輪車新聞社調べ)。原付一種が...


バイク希望ナンバー制、令和8年度導入へ

クルマには既に導入されているが、バイクへの導入は見送られていたナンバープレートの『希望番号制度(...


2024年新車国内出荷台数、約32万台でコロナ禍以前の水準に

2024年の新車国内出荷台数は32万0300台(二輪車新聞調べ・推定値)となり、コロナ禍以前の水準となった...


SE Ranking