公開日: 2022/04/01
更新日: 2022/09/06
ホンダは2月15日、かずさアカデミアパークでモーターサイクルショー出展車メディア向け撮影会を実施した。モデルは、3月19日に大阪モーターサイクルショーでワールドプレミアとなった「Dax125」と「HAWK11」だ。
Dax125は、象徴ともいえる鋼板プレス製のT字型バックボーンフレームやアップライトマフラーを搭載したレジャーモデル。1969年の発売から長い歴史を持つブランドが、原付二種で復活を遂げた。
同モデルは、ハンターカブやスーパーカブC125と同じ自動遠心クラッチ&4段リターン式変速を備えた、空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載。そのため、AT限定免許でも乗ることができる。また、足回りは12インチのタイヤを装備し、倒立フロントフォークならびに前後輪ディスクブレーキを採用。さらに、フロントのみABSを標準搭載している。
車体には、モデル名の由来であるヘルメットとゴーグルを身に付けたダックスフンドのシルエットをデザイン。また、シートはタンデムライドに対応した形状のダブルシートを採用している。カラーは、「パールネビュラレッド」と「パールカデットグレー」の2色展開。
HAWK11は、ベテランライダーをメインターゲットに、新たな価値観を提案する一台として開発された、日本市場向けの新型ロードスポーツモデル。搭載する6速の水冷4ストロークOHC直列2気筒1082㎤エンジンは、低速から幅広く使えるトルクと、高回転域までスムーズに回る特性を有している。また、ダイレクトなスロットルレスポンスに寄与するスロットルバイワイヤシステムや、あらかじめ設定した出力特性を選べるライディングモードなど、快適な走りをサポートするための先進の電子制御技術も備えている。
車体は、セミダブルクレードルに前後17インチのホイールを設定。また、サイレンサーを高く配置することで、バンク角を確保している。そして、圧倒的な存在感を放つ大きく緩やかな曲面のロケットカウル。これは、一体成型FRP製のものを採用。ライディングポジションは、セパレートハンドルによる前傾姿勢となっており、ミラーがハンドルよりも低い位置に設定されているのも特徴的だ。
私の身長は160cmですが、両足とも土踏まずより前側がキチンと地面に設置しています。跨った時に少し足が開く感じがありますが、足はガッツリつきます。また、跨る際シートがフラットになっているため、足が引っ掛かることなく、スムーズに跨ぐことができます。ステップに足を乗せてみても膝が90度くらい曲がるので、長距離乗っても疲れにくいポジションなのかなと感じました。取り回しについては、ハンドルの切れる角度がすごく大きいので小回りしやすく、8の字も余裕です。また、ハンドルが力を入れやすい高さにあるので、車体の重さをあまり感じません。50ccのスクーターよりも軽い感覚でした。バランスを崩してしまったとしても、問題なく支えることができます。
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