公開日: 2023/03/03
更新日: 2023/03/06
今回の独断セレクトは、人気のアメリカンやネオクラシック系バイクユーザーから支持され、常設バゲージとしてもめちゃめちゃ有用なサドルバッグに焦点を当てていこうと思います。なおサイドバッグと呼ばれるケースもありますが、ここではサドルバッグに統一して話を進めていきます。
さて、常設バゲージ…つまり“付けっぱなしの収納手段”となるとトップケースを推す人も多いでしょう。だけどライフスタイルやファッションを重視する傾向の強いアメリカン&ネオクラシックのユーザーの多くは、バイクと一体感のあるデザインのサドルバッグを支持する傾向が強いと言えます。それに程良いサイズ感がもたらすスマートな使い勝手も支持される要因と言え、通勤通学といった日々の移動やデイキャンプなんかに使いやすいサイズ感も◎ですしね。
ただしサドルバッグを良しとしない人も一定数いるのは確かです。そういった人達は、サドルバッグのネガなイメージに過剰な反応をしているのではないかと思うのです。なので、そうしたネガイメージを払拭できれば、新たな興味へと繋げられるのではないでしょうか?
例えば「トップケースに比べて容量が少ないのでは?」なんて疑問を抱えているとします。でも実際にはシート左右に装着するタイプの合計容量なら50ℓを超える製品も多く存在しますし、それでも足りないならシートバッグと組み合わせるということも可能なワケです。
また「雨天だとバッグ内部に浸水してしまうのでは?」と心配する方もいることでしょう。それだってレインカバーを装着すれば問題ありませんし、防水仕様となっている製品もあるワケです。それでも心配だと言うなら、収納物を防水チャック付きの袋に入れてしまえばOKということを考えてみるのもありではないでしょうか。
DHS-29とDHS-30はかぶせ部のデザインが異なるだけで基本的に共通スペック。質感、糸の色、金具の形状にまで拘りつつ、丸みを帯びた新デザインに仕上げています。●素材:合皮+1680Dポリエステル● サイズ:H270×W360×D120(mm)●重量(付属品込):1.8kg●容量:10L●最大積載重量:5kg●カラー:ブラック
DHS-31とDHS-32はサイズが異なる以外、素材などは共通です。インナー防水構造を採用し、高い防水性と晴天時の使いやすさを両立しています。
●素材:合皮+1680Dポリエステル●サイズ:H200×W360×D130(mm/DHS-31)、H300×W400×D150(mm/DHS-32)●重量(付属品込):1.6kg(DHS-31)、2.4kg(DHS-32)●容量:9L(DHS-31)、18L(DHS-32)●最大積載重量:5kg
DHS-33とDHS-34は色違いの共通スペックモデルで、どちらもウォーターレジスタント仕様。底部にはマフラーの熱に強い帆布生地、インナーには水の浸入を防ぐシーム加工を採用しています。
●サイズ:H230×W280×D120(mm)●重量(付属品込):0.8kg●容量:6L●最大積載重量:2kg
レブル専用設計で、サイドフレームカバー下にスマートに収まる本革製サイドバッグです。
専用設計だけに抜群のフィット感とルックスを備えるため、お洒落志向のユーザーが無視できなさそうです。また本革製だけに質感の高さもポイントで、製品は左側用のみとなります。取り付けのためのステーも必要なく、簡単装着できる点も見逃せません。
●素材:牛革●サイズ:H300×W250×D60(mm)●容量:1.2L●カラー:ヴィンテージブラック、ヴィンテージブラウン●付属品:ラダーストップベルト×2
Photo&text:隅本 辰哉
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