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「THUNDER MOTORCYCLES」は新規ユーザーを獲得する魅力に溢れている

公開日: 2023/06/30

更新日: 2023/07/11

普通二輪免許区分、特に250㏄クラスに新しい波が起きている。THUNDER MOTORCYCLESが販売する本格的な250リジッドホッパーは、既存メーカーの概念を打ち破り、新たなユーザーを獲得する魅力に溢れている。

大胆なスタイルで大きな話題を呼んだ「サンダー250」

大胆なスタイルで大きな話題を呼んだ「サンダー250」
大胆なスタイルで大きな話題を呼んだ「サンダー250」

2022年の警察庁の発表によると、普通二輪免許の保有者数が増加傾向にあるという。全国の二輪免許保有者数は3402万9597人。2022年度は大型二輪が3.3%減少して789万8087人、普通二輪は1.6%増加の1071万0385人、原付は1.0%減少の1542万0927人となった。

注目すべきは普通二輪保有者の50%は40歳代以下であり、大型二輪取得者よりも若年であるというデータだ。各メーカーもそんな市場動向を睨んで、普通二輪免許区分に様々なモデルを投入している。クルーザーかアドベンチャーか、それともスーパースポーツか。現代の若者の嗜好は多様化している。メーカーとしても若年層を取り込んで、継続的に市場を活気づけたいという思惑を抱いている。

そんな中、注目を集めているモーターサイクルブランドがあることをご存じだろうか。「サンダーモーターサイクルズ」である。名古屋モーターサイクルショーに展示されたサンダー250はいわゆる中型バイクの枠を飛び出した大胆なスタイルで大きな話題を呼んだ。

空冷Vツインにリジットフレーム、スプリンガーフォーク。本格的なリジッドホッパーを250ccで製作する。既存のメーカーにここまで思い切ったバイクは存在しない。そもそも戦前から使用されていた74スプリンガーフォークはハーレーダビッドソン、つまり大型バイクに装着されるマニア垂涎のパーツである。そのFフォークには現代のディスクブレーキが組み込まれ、セルモーター始動の空冷エンジンには現代のDFIを装備する。安全性・実用性共に初心者でも全く問題はない。

サンダーモーターサイクルズは、日本と中国のナンバー1カスタムビルダーが手を結んで完成したブランド。2021年に自社工場で厳しい品質管理の元、現地生産をスタートしている。日本の総代理店が直接取引しているので、購入後の修理やパーツの入手に困ることはない。日本の販売店においては3ヶ月点検、もしくは1000km点検を行えば、1年間の保証も付加される。驚きなのはその車両販売価格。これだけ贅沢なカスタム車でありながら89万8000円(税込)である。既存の販売車両を購入しカスタムすることを考えれば、この価格がいかにバーゲンプライスかお判りいただけるはずだ。

現在サンダーモーターサイクルズでは日本国内における販売代理店を募集している。日中合作の新たなアジアのリジッドホッパーの世界に、足を踏み入れてはいかがだろうか。

- THUNDER MOTORCYCLES

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