公開日: 2024/05/28
更新日: 2024/06/10
今回の“コレいい”では冒頭の流れを踏まえ、「改めてキャンプギアをどうするか考えてみよう」をテーマとします。例えばテント。これまでの主流は自立ドーム型テントでした。それは今後も変わらないと思うのですが、最近はティピーテントなるワンポール型テントも人気だったりします。双方をラインアップするデイトナの製品で比べてみると、組み合わされた複数のポールによってテント本体とフライシートを支えるのが自立ドーム型テント(マエヒロドーム)、センターポール1本でテント本体とフライシートを支える構造なのがワンポール型テント(Oneティピー)です。
自立ドーム型テントのメリットは組み立て後も移動がしやすく、安定性&耐久性を備えているので悪天候時にも強い点。対してワンポール型テントのメリットは慣れると素早く設営&撤収ができ、室内高が高く快適であるところ。この様にメリットを理解して、ユーザー自身がやりたいキャンプのスタイルと経験を考慮すれば、自ずと適したテントが見えてきます。
ところで、テントの主目的はキャンプにおける寝室です。なので就寝具となるシュラフとマットには、目的地の気候などに合わせた上での快適性が求められます。同時にキャンツーの宿命として荷物を減らしたい、可能な限りパッキングサイズを小さくしたいというのもあります。
しかし厄介なのが快適性のために欲しい性能を上げれば、パッキングサイズが大きくなりがちという点でしょう。シュラフを薄いものにすると季節や標高によっては寒くて眠る事すらできないなんてケースもありますし、厚いものにするとかさばったり暑い時期に寝苦しいといったケースもあり得ます。マットは基本的に厚みのあるもののほうが快適ですがどうしてもかさばるし、薄いものにすると地面に石などがあった際に安眠の妨げになります。まあ経験から言える事はかさばるのを諦めて、パッキング容量を考慮しつつシュラフもマットも可能な限り厚手のものを選ぶ方がつぶしが効くというところでしょう。
そんなワケでユーザーに主要なキャンプギアについて最適な選択を促し、手始めにハイシーズンのキャンツーをとことん楽しんでもらうというのはいかがですか?
CE Lv.2を取得したプロテクター類と、そのプロテクターを装備できるインナー×2種が新登場。CE規格とは実際の使用状況(寒冷時、雨天時など)に近い状態で厳しくテストされる欧州の安全基準。Lv.2はより高い安全性が認められた製品です。インナーはメッシュ生地の採用で通気性と着心地が抜群なうえ、腰周りの滑り止め加工によりライディング時のズレ防止に効果を発揮。長袖タイプには胸・肩・肘・背の4箇所にプロテクターを装備し、ベストタイプは胸・背の2箇所にプロテクターを装備。Sサイズはレディースにも対応しています。
ps-13 インナープロテクター・ベスト
●サイズ:S、M、L、XL ●カラー:ブラック ●素材:ポリエステル×ポリウレタン
ps-14 インナープロテクター・長袖
●サイズ:S、M、L、XL ●カラー:ブラック ●素材:ポリエステル×ポリウレタン
GB350をカフェスタイルにチェンジするカスタムシート。ノーマル比で約10mmダウンを実現し、セパハンなど低めのポジションにフィットするフォルムが魅力。ライダーの前傾姿勢に合わせた少し前よりの着座位置としつつ座面幅を狭め、座面両端のエッジをなだらかに落とした事で数値以上の足つき性を実感できるのがポイントです。
●着座位置:約10mmダウン(純正シートとの比較) ●カラー:ブラック ●適合機種:GB350 ※GB350Sには装着不可
流線形の樹脂製パッドとアルミプレートを組み合わせ、車種別に設定されたエンジンプロテクター(適合車種は要確認)。スライダー部分が転倒時のダメージを吸収する設計ながら、一定以上の衝撃ではスライダー部分が破損してダメージを緩和する構造を採用。機能とドレスアップ効果を両立しているところもポイントでしょう。
●材質:PA66GF15(スライダー本体)、アルミ(スペーサー/ラックアルマイト仕上げ)、スチール(ボルト) ●適合機種:Z900、Z900RS/SE/CAFÉ、KATANA、GSX-S1000
text:隅本 辰哉
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